パステルになりたかった日 — creator’s night Vol.22

8月も半ばに入ると、朝晩の風が少しずつ涼しくなってきます。
夏も終わりに近づいてきました。

とか思ったんですが、沖縄はまだまだ盛夏なのでした。
インドアな我が家にしてはめずらしく毎週末、海に出かけたりしています。
お陰で、日焼けしまくりです。神奈川時代の写真と比べると自分でビビります。

8月の後半になると、なんだか夏休みが終わるような気がしてしんみりします。
夏休みとかないんですけど。小学校の頃を思い出すんでしょうか。

7月中は陽射しが強いし、まだ1ヶ月以上休みがあるんで気持ちもゆるりとしています。それがお盆を過ぎたあたりから、夕方暗くなるのがわずかずつ早くなり、雨の後の風が涼しさを含んだりして。

子どもの頃育った静岡県では、盛夏にはクマゼミとアブラゼミが鳴いていて、秋が近づくとツクツクホーシの声が聞こえてきます。

那覇は、というと、8月末はまだ夏真っ盛りです。
去年の記憶をたどると、10月くらいまでは夏だった気がします。

そんな夏(休み)の終わり、玉城さんにお声掛けいただきまして。
Creators Night Vol.22に登壇することと相成りました。

自宅兼事務所からてんぶすまでは徒歩で15分くらいです。すーじ小を開拓したので、ほぼ一直線に向かうことができます。

会場となったてんぶす那覇さん

この「てんぶす」、観光で来ていた頃から(当時はOPAでした)目の前を通ってました。下のローソンとか、その前にある喫煙所はよく利用させていただいてました。
不思議と、中に入ったことはないんですよね。

というわけで、初てんぶすです。

大きな吹き抜け。風が気持ちいいです

……観光客に混じって写真撮りまくってました。面白いですねこの建物。
スマホでパシャパシャしていると、今日の登壇者が揃いました。

CGCG Studioの取締役、3DCGクリエイターの山添 武さん。
株式会社リサレコ社長、ゲーム音楽家の来兎さん。
DOKUTOKU460社長、アートディレクターの城間 英樹さん。

沖縄在住のそうそうたるメンバーです。
どっちかというと僕が話を聞きたいんだけども、という気持ちを抑えつつ(緊張しています)会場へ。

CN22会場準備中。このあと「ポッ拳」の対戦とか始めてしまいまして…

控え室に入って出番を待っていると、ゲームクリエイターの育成についての話が始まりまして。むしろここの雑談をそのまま配信しても良いんじゃないか、ってハナシもありましたが、ちと外には出せないのでオフレコに。

ま、それに、話す内容は用意してありました。

「生徒たちに、出口を教えて欲しいんです」という、お世話になっている学校の先生の言葉です。

出口。

ゲーム作る!っていっても選択肢がありすぎて、逆に分からなくなるんですよね、きっと。
パブリッシャはいっぱい露出する一方、デベロッパーは探さないと出会えない。探す方法もよくわからない。
ですので、僕は「選択肢」をいっぱい、提示することを心がけてます。最後に決めるのはキミだけど、決めるための選択肢と情報はできるだけ渡すよ、というポリシーでいます。

ゲーム業界、ぱっと見は明るくて華やかな世界に見えます。
というか、どの業界もそうだと思います。外から見て「しんどそう」というのは、中に入ったら相当ってコトでしょう。

それにエンターテインメントは、作っている側の苦労なんて絶対外に出しちゃいけないと思ってます。なので、外から見て「楽しそう」ってのはいいことなんだろうなと思います。

でも、「楽しそう」だけだと仕事できないのも真実で。
スキルは必要だし、スタンスとか心構えみたいなモノも(方向性が)必要だし。

ということで、どうやってゲーム屋さんになったのか、というのをお話ししてみました。未だに思うのは、僕は「9時5時の会社員は無理でした」「モノ書いたり作ったりしてないと死ぬ」だったことが大きいのかなぁ。
生きていくための仕事、(ちょっぴしでも)自分が社会貢献できる仕事、っていうと、たどり着いたのがコレだったんだと思います。

最初はフロントエンドのプログラマで、ユーザーサポートやってみたり社内SEやってみたりと、だいぶ迷走した果ての結論でしたし。だからアレだ。迷え。失敗しろ。そうそう死なないから。
あとあれだ。人の言うこと聞くな。尊敬する先輩や先生の言葉でも、いったん自分で飲み込んで検討した上で取捨選択するのがいいんだろうなとおもっています。自分事にするかどうか、みたいな。

ナムコでプログラム書いてた頃の先輩に言われて、今なお「そうだよなあ」と思ってることがありまして、

「俺が言ったことをそのまま信用するなよ?コマンド1つでも、絶対自分で調べて、納得したら使えよ?でないと「こないだこう言ったのに」ってなるからな。そんなエンジニアは要らん」

みたいな(細かくは違っていると思いますが、大意こんな感じ)。

この先輩今でも尊敬してまして、「焦らず急げ」とか良い言葉をたくさんいただいてます。こういう、現場でも学校でも「すげぇ!」って思える人に出会えるかどうか、って大切だなぁと思います。

講演でもお話しした内容ですが、ゲーム作りたいなぁ、ってぼんやり思ったのは小学生の時。
ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」にリアルタイムで触れたから、でしょう。そのあと中学生でライトノベル「フォーチュン・クエスト」「ロードス島戦記」「スレイヤーズ」を知って、コンプティークのTRPG「ロードス島戦記」を知り、広告でホビー・データの「クレギオン」を知って、作る側に回ったのが決定的でした。おそらく。
ぜん息持ちで身体が弱かったので、本とかゲームが娯楽のメインだったのもあるのかな。父がファミコン買ってきてくれたのもとても大きかったのかも。

つまりあれですよ。パステルになりたかったんですよ、僕は。

そんな自分の原点も思い出しつつ。
30分ほど時間オーバーするほどに講演も盛り上がっておりました。

その後、夜のおもろまちで打ち上げ。場所を移動して、朝方4時くらいまで盛り上がっておりました。
移動先でもかなり濃いお話しが出たのですが、それはその場にいた人の心の中、ということでひとつ。

打ち上げ会場。ここでもたくさんのお話しがありました

次回も予定されているそうですので、興味持たれた方はぜひ来てくださいませーー!

海風のモーキャプスタジオで

海の近くの仕事場、ってあこがれます。
だって昼休みに、海を見ながらご飯できますし!
そのあと海岸でお昼寝とかも可能。

高校が海のすぐ近くだったんですが、当時は「何もないなぁ」くらいしか感じていなくて。年を重ねてみると、感じ方も変わるんだなっておもいます。

そんなわけで、沖縄県は沖縄市、泡瀬にある CGCG Studio さんにおじゃましてきました。
すごい。なにがすごいって、

オフィスの裏手がすぐ海!

視界いっぱいに空と海が広がります

沖縄の開発会社さんってどこも、ロケーションいいところにある(国際通り近くとか海の見える高台とか……)んですが、CGCG Studio さんはまた別格でした。

で。

那覇から泡瀬までは、バスの31番で2時間弱
……普通は車で行くだろ、と家族からも友人からも言われまくりましたが、ここは敢えてバスで。走行中にポケモンgoできるし。

31番バスは那覇バスターミナルを出発し、開南を経由して330号に出ます。

那覇市で運転するなら58号と330号を把握しておけば問題ない、ってのは家族の弁ですが、その通りだと思います。どうにかなる。

330号を安里まで来たら左折し、泊高橋から58号へ。
そのまま58号を伊佐まで北上します。

伊佐で右折。58号を逸れて、普天間方向へ向かいます。
ここの上り坂の景色、お気に入りです。

伊佐から北谷方面を望む

普天間宮の前を通り、ライカムの前も通り、プラザハウスも通過。
コザの大通りを抜け、高原の市街地を越えると泡瀬に入ります。

さすが長距離バス31番の始発から終点。長い。
終点は泡瀬営業所なんですが、その3つ手前の

安原入口バス停

……で下車しました。
バス停の目の前にハードオフがあり、寄りたかったので。

ハードオフを一通り眺めたあと、徒歩で南下。
1時間ほど川沿いに歩いて、泡瀬の交差点を左折です。

こういう川って沖縄であんま見ない気がします。

曲がったところで、潮の匂いが強くなります。

というか、街全体に緩やかに海の匂いが漂っている感じ。港町です。

泡瀬の中心部はだいぶ開けています。そこを逸れて5分ほど歩くと、昔ながらの沖縄の町並みになります。那覇市もそうですが、沖縄の街はどこもコンパクトにまとまっている感じ。

泡瀬も那覇も、徒歩でちょこちょこ移動するのに便利です。車があると網羅できてより便利、という感じでしょうか。
このコンパクトさを「まとまってて便利」と見るか「小さくて何もない」と見るかによって、印象がだいぶ変わるかなと思います。僕は前者。

10分ほどで道の突き当たりになります。

道の終わり。遠浅の海が広がっています。

上の写真の左に移っている白い建物が、今回の目的地の CGCG Studio さん。
ここは「モーションキャプチャ(モーキャプ)」のスタジオです。

「役者さんの動きをデータ化」して、「そのデータをキャラクターのポリゴンモデルに再生させる」という流れで、ゲーム内のキャラをアニメーションさせる(かなりはしょった言い方してます)ことをしています。
その「動きをデータ化」するために「動き=モーション」を「キャプチャ=捉える、記録する」スタジオです。

モーションキャプチャのスタジオとしては、アジアでは最大規模。
県外からも利用者が訪れるそうです。

実際にスタジオの中を見せて頂きながら、モーションキャプチャのやりかたをレクチャーしていただきました。
スタジオ、アジア最大規模というだけあって広い! 30m四方くらいでしょうか。

天井がものすごく高いのです

役者さんが着るキャプチャー用のスーツや、マーカーと呼ばれる記録用の目印、剣や銃などの小物なども拝見。

キャプチャー用のマイク

マイクは音声を録画するためじゃなくて、手に持って動きを記録するためのもの。ライブシーンがあるゲームも多いですもんね。

モーキャプスタジオ見学の後は、第2スタジオへ。
CGやムービーの制作はこちらでしているとのこと。
社内は綺麗に整理されており、ひろびろとしておりました。

CGCG Studio さんのみならず、沖縄市には開発拠点がいくつもあります。
10年以上続いている安定感と、地元に根付いて活動しているところ、加えて

海と空が綺麗

……という、素敵な会社さんでございました。

CGCGスタジオ株式会社

 

となりの異世界 -沖縄温泉編-

沖縄に引っ越したんですよーって言うと、「マリンスポーツとか好きなんですか?」とけっこうな割合で聞かれます。

やることもあるんですが。「アクアノートの休日」とか名作ですよね。「エコー・ザ・ドルフィン」も好きです。

というわけで、スポーツはからっきしです。
沖縄に来たのにもったいない、って向きもありそうです。

とおもいきや、沖縄生まれの相方は「沖縄県民は泳げない人が多い気がする」とおっしゃいました。そうなんでしょうか?

沖縄県民はみんな泳ぐの得意で、近隣の海に泳ぎに行ってる気がしてました。
それはもしかして「愛媛では蛇口をひねったらポンジュースが出る」とかの伝説なのかもしれません。※ポンジュースの方は実際にあるそうですが。

相方もあんまり海で泳いだりはしないそうです。
そんなわけで沖縄で夏でいいお天気、なのに海はもっぱら見るばっかりです。

こんなに蒼いのに!

なのですが、珍しくこの日は家族で泳ぎに行こう、ってことになりました。
※ネコ社長くくるさんは留守番です。

行った先は北谷町にある「北谷サンセットビーチ」。
「ちゅらーゆ」という温泉が併設されているそうな。

……温泉。

沖縄に温泉ってあるんですね。
これまた勝手なイメージで、沖縄は温泉って無いものだと思ってました。

出かけるのは16時過ぎてからです。
日中は陽射しが強すぎて、海に出たら日焼けしすぎてヤケドみたいになる、とのこと。

観光で来てた頃は、陽射し最強の14時でも気にせず外歩いてました。
が、言われてみればその時間帯は観光客しか歩いていかなったかも。

車で58号線をゆるゆると北上します。
おもろまちあたりと、浦添のメイクマン(ホーマックとかジャンボエンチョーとかダイクマとかみたいな)がめちゃ混みです。やっぱり陽射しが緩んでくると、地元の人も動き出すようです。

……逆に、13時くらいなら道も混んでないのかもしれません。暑いけど。

北谷に入ったら、58号を左に逸れます。
北谷公園の近くに大きな駐車場があります(無料!)。
夕方は、帰る人もそこそこいるので空きがぽつぽつありますが、日中はいっぱいだそう。観光地だからか。

ここから海岸に出るには2つの方法があって、

① 無料の着替えルームで着替えて海へ
②「ちゅらーゆ」の温泉を経由して海へ

と選べます。

海はもちろんですが温泉もメインなので迷わず②です。
靴とか荷物を預けるロッカーを借りられるので便利。施設の中は、畳敷きの部屋があって、靴脱いで転がったりもできますし。

泳いで温泉入って、湯上がりに畳でゴロゴロするのが至福です。お酒も売ってて至れり尽くせりな感じ。

施設利用料は1,600円。タオルなどの海グッズも有料で借りられます。
ロッカーに荷物おいて着替えて、風呂場を経由して外へ。

17時過ぎなのにまだ陽射しは強いのです

沖縄は南にあるだけあって、日の入りが遅いです。

7月だと、19:30くらいまでは太陽が出ています。
その分日の出が遅くて、6時近くになってようやく明るくなります。

というわけなので、17時でもまだまだ昼間。感覚的には東京の15時くらいです。海岸にも人がいっぱい。
ここはホテルが隣接されており、北谷在住の人は割引もあるそうで、観光客と地元の方で賑わっています。

海の上から

Anker の防水ケースに入れた iPhone6s を持ってきたので、海の上で撮影してみました。海水が入ったら壊れるよなぁ、とおっかなびっくりだったんですが。
2時間ほど海の中で使って、特に支障なかったです。優秀。1,000円ほどなので、海に行ったときは活躍してくれそうです。

泳いだ後は温泉につかってのんびり。
スーパー銭湯に近い雰囲気でくつろげます。目の前は海ですし。

テラスもあります

沖縄に「温泉メイン」で来る人ってあんまり居ないとおもうんですが、「海のついでに」だったらアリだと思います。
那覇からバスもある(北谷公園前下車)ので、意外と気軽に来られる感じです。

テラスで海を眺めながらうとうとしていると、足元をネコさんが歩いて行きます。ちょっとリア充な気分に。

沖縄には他にもいくつか温泉があるそうなので、次はそっちも攻めてみようとおもいます。
※瀬長島にもあるんですよ温泉。

どっちから見るか問題

ゲームを作る人になろう、とおもったら必要なモノはいくつもあるんですが、その中の1つに「作る側の視点」というのがあります。

◆自転車の乗り方みたいな

ゲームに限らず、それを作ろうとするときには「作る側の視点」ってのが必要になります。
1ユーザとしてではなくて、1開発者としてその「モノ」を見る視点。

プレイヤーなら、目に見えているパラメータ(と、わずかな隠しパラメータ)を気にしてプレイしていけばいいわけですが、開発者だと「それ以外の全部」を設計して組んでいかないといけないわけで。

そうすると、「プレイヤー視点」とは違ったゲームの見方が必要になります。

プレイヤーに透けて見えるレベルデザインはすぐに飽きられちゃうから、そこはプレイヤーの感情をうまくコントロールしながらゲームを進行させていく「仕組み」が必要になります。
それは「プレイヤーの視点」では設計しづらいモノです。

システムに寄ってみれば、ゲーム内の全パラメータを見て、いつどこで使うか、セーブするか、とかは開発者の考えで作らないといけない。
だって内部データ(プレイヤーIDとかアイテムのデータとか)を作るのは開発者側だから。
プレイヤーから見えない部分も含めて「ゲーム」なので、プレイヤー視点だけでは作れない、設計できない部分がどうしてもあります。

ゲーム開発者なら、両方持ってる方が良いし持ってるべき。

◆視点を獲得するために

で、どうやってその視点を得るか、になるわけですが、

1.ゲームの分析をする

2.実際にゲームを作る

3.実物のゲームの仕様書を読む

あたりになるのかなぁとおもっています。

自分がどうやったかを考えてみたところ、
最初は見よう見まねで作ってみて、先輩の作ったゲームや仕様書を見て「ここが足りない」とか考えて、また作る、って繰り返しだったように思います。

自分は運良く(タイミングと運だと思います)現場に行けたので、3,の「実際のゲームの仕様書を読む」ができて、これが成長するポイントだったかなとおもいます。

仕様書を読むといっても、その辺に転がってるモノではありませんし、商業ベースのものならNDAで外に出てくることはまずないです。

とすると、「ゲームの分析をする」か「作る」になるわけで。

どっちも回数繰り返すのがいいのかなぁ、と思っています。
で、コレやるときに大事なのが「(とりあえずでいいんで)最後までやる」ってだけ。

あと裏技的には「デバッグ(QA)のバイトをする」ってのもあります。

QAって「仕様書と実装を比較して、仕様通りに実装されているかを確認する」ことなので、つまり一部ですがホンモノの仕様書が見られます。

仕様書って、タイトルごとにデベロッパーごとに書き方が違います。
なので「正解」ってのはないんですけど、見る機会がほぼないものでもあります。なので、デバッグのバイトで仕様書(の一部)が見られるのは覚えておくと良いと思います。

あとアレだ。

ゲームが好きでそれなりの本数プレイしている、なのは必須条件てコトで。
ゲームってあくまで嗜好品なんで、好きじゃないと作りにくいとおもいます。ものすごくドライに「エンターテインメントを設計する」って方向もナシでは無いですが、やっぱゲーマーで開発者な気持ちとしては「好き」が最初にあってほしいなぁと。

1本、熱く語れるタイトルがあるといいですよねぇ。

物理メディアと嗜好品

先週号の「ファミ通」を買いに、ジュンク堂さんに行ってきました。
ゆいレール美栄橋駅近くにあるジュンク堂さん、那覇市最大の本屋さんです。

13時過ぎに行ったので、焦げそうな暑さです。

相方に、夏の昼過ぎなんて外出ないよ、と言われたのを思い出します。
地元の人は夕方、16時過ぎたあたりで動き出すからと言われまして。

確かに見ていると、13〜14時あたりの一番陽射しが強い時間帯、外歩いているのは観光客ばかりです。

美栄橋駅人もまばらな時間帯の美栄橋駅

ずっと神奈川で暮らしてたので忘れてましたが、発売日にモノが並んでいる方がめずらしいはず、なんですよね。
ジャンプは火曜日とか水曜日とか。

今は台風の影響もありそうなので、物理物体を遠くまで(羽田 – 那覇は1800kmくらい)届けるのは大変なんだなぁ、と改めて思ったりしたのでした。

まぁつまり、先週発売のファミ通、届いてなかったわけでして。
塩川さんのインタビュー、読みたいのですよ。

電子版買えばいいか、とも思ったんですが、B5近いサイズの雑誌をタブレットで読むのはあんまり好きでないので、今回は冊子版を待ちます。

 

そういえば、引っ越すときに、物理メディアはだいぶ処分してしまったのでした。
そもそも引越方法を「ぜんぶ160サイズのゆうパックで送る」という方法で行ったのもありまして。これが一番安かったんです。

ゆうパック引越160サイズに詰めまくり

大きな家具がなく、単身だったのもあり、運送屋さんの引越パックだと神奈川→那覇で15万円くらいでした。相見積もりもらっても同じくらい。

なので、本やら服やらをダンボールに詰めて、少しずつ送るっていう……なんか夜逃げみたいに見えたのかコレ?……でした。
ちなみに8割方が本とゲームソフト

家電は冷蔵庫と洗濯機ぐらい。
それを運んでもらうと運送屋さんでも宅配便でも2〜3万円になります。
買って1年、とかなら運んでもよかったんですが、10年選手の白物家電だったので沖縄で買い直したほうが安い、と結論しました。

なので残りの荷物はぜんぶサイズは小さめ。
一番大事なのは猫さんとパソコンだったので、それはハンドキャリーしました。

それでも本が1,000冊以上あったので、ScanSnapでどんどん電子化。
どうしても物体で持っておきたいモノだけを厳選したわけです。

CDも同様。

ゲームは電子化できないので、パッケージを捨てて、マニュアルとディスクをファイルに詰めました。かなり悩みましたが。

という作業で感じたのは、「物理メディアはすでに嗜好品」なのではないか、というコト。

神奈川時代に住んでいたのは7畳の部屋ですが、本のために1.5畳分くらいとられています。面積にして20%くらい。
ということは、家賃の2割は毎月、本の保管のために使っているわけで。

使いもしないゴミを置いておくと、ゴミ置きのための場所代が毎月けっこうな額で掛かり続けているわけです。うわ無理。

確かに電子書籍はしっくりこない(というか、内容によって向き不向きがあると思う)んですが……だからこそ、「物理メディアで持っておきたいか?」は考えようと思ったのでした。

 

というのを思い出して、まぁ電子でもいいかと電子版のファミ通を購入。
よく考えたら、これなら沖縄でも発売日に読めるよねぇ……。

沖縄に来ると猫さんは仰向けになるのか?

社長ことキジトラ猫のくくるさんは東京生まれです。

新宿から西へ、武蔵小金井というところで兄弟と共に生まれ、ご縁あって神奈川に住んでいた僕の家にやってきました。

数年前に先代の三毛猫さんを亡くして、当面は猫さんは飼わないように……なんて思っていたのですが、どうにもネコ好きは止まらず。
しばらく悩んだものの、くくるさんをお迎えすることにしたのでした。

そのころのくくるさんは、

くくる3ヶ月同居3ヶ月目、借りてきたネコ状態です

普通の猫さんでした。
……いやま、今も猫さんなのは変わらないんですけど。

最初はすっごくびくびくしてたのですが、1週間くらいで慣れまして。
そしたら今度はくっついて離れないようになりました。

机で仕事していると、

くくるさん6ヶ月目進捗どうですかネコ

監視してくれます。
……とても気になる。

ふと気づくとマウスじゃなくてくくるさんの頭を掴んだりしていました。
これが3ヶ月目くらい、2016年の始めくらいです。

そんなくくるさんも、うちに来てからおよそ半年。
だいぶ体格もがっしりしてきて、見た目は大人ネコさんに近くなりました。

そして2016年の5月。飼い主と共に沖縄に引っ越すことに。

そもそもとして、猫ってどうやって飛行機に乗るのか?というのがありまして。
調べたところ、貨物室とは別の部屋に、専用のケージに入れて運ぶ、とのこと。

貨物室だと気圧とか温度が危険なことになるそうで。そりゃそうだ。

くくるさんの羽田 – 那覇のチケット、6,000円。
人間と同じく、予約が必要です。
ネコさんは種類を問わず登場できたんですが(2016/5現在)、わんこさんは種類によっては登場できない子が居るそうです。フレンチブルドッグとブルドックさんが該当します。

https://www.jal.co.jp/dom/support/pet/

大量の本とゲームソフトを箱詰めしすること半月、なんとか出発の朝を迎えました。すでに(飼い主が)満身創痍です。

出発の日、大家さんが3時間くらい早く来てくれて、予定より早く外に出ちゃったため、ケージに入れたくくるさん(5Kg)と、ノートパソコンに着替え、HDD2台を持って時間を潰すことに。

旅立ちの朝旅立ちの朝。いつもと違うので不安げなくくるさん。

空港でケージの入れ替えに一苦労したり、着いたら大雨だったりといろいろなイベントをこなしたのち、夜8時過ぎに那覇空港着。

僕もくくるさんもくったりです。
なにより、気温が10度くらい違ったので、くくるさんが汗でしっとりしてました。猫って汗、かくんですね……。

寝てるトコ起こされたのでちょっと不機嫌

沖縄に来て1ヶ月くらいは、日なたでうとうとしていたくくるさん。
5月下旬とはいえ、沖縄は梅雨明けしていて25度以上になってます。陽射しももう、初夏といっていい強さです。

そんなある日。

こんな格好で寝てました

……猫って仰向けに寝るモノなんでしょうか?

暑いから?

神奈川に居たころは、仰向けになるのを見たことなかった気がします。
慣れてきたのでくつろいでるのかな、とも思いましたが。

7月になって、連日30度越えの晴天。
で、くくるさんはというと、

こう。

仕事から帰ってくるとこの格好で部屋にいるのでびっくりします。
行き倒れたみたいです。

暑いからお腹も冷やそうとしてるのか……にしても野生は何処へ?と気になりますが。
外でノラさんがこんな格好してるの見たことない……のはお腹見せるのは危険だから(懐くとお腹出すこともありますが、そのまま寝たりはしないでしょう……)なんだろうけど。

ーーと思ってたんですが、

宮古島のネコさんもこうでした

どうしようもなく暑くなって、「ここは安全」って判断したらこうなるのかも。
背筋が伸びて気持ちよさそうではあります。
ーーやっぱり今でも、見ると一瞬びっくりしますが。

ーーで。

後光がさすくくる社長

先日、「社長って言うけど、君のトコ個人事業主だから「社」じゃないよねぇ」と言われました。
その通りだと思います。
でももう慣れちゃったので「社長」です。
※家族はみんな「社長」とか「くく」とか呼んでおります。

となりの異世界 -識名園 編-

沖縄の気に入っているところのひとつに「わりとどこでも歩いて行ける」のがあります。街がコンパクトにまとまってる、とでも言うんでしょうか。

うちが那覇市でして、北は北谷町あたり、南は与那原あたりまで歩いて行けます。景色を見ながら、路地をのぞいたりしつつ歩くと意外と行けます。

……って話を相方にしたら「おかしい」「ありえない」と絶賛されました。
沖縄県民は車がメインの生活なので、歩いて3分のコンビニに車で行く、と。確かに友人知人もとにかく車移動だなぁと思い返したりしています。

まぁこれ、沖縄に限ったことでは無くて、首都圏以外はそうかもなぁ、と思います。清水でも平塚でもそうでしたし。

それはさておき、歩くのが好きです。

国道58号、330号というのが那覇市を南北に縦断しているので、この道さえ覚えておけば問題ありません。目的地に着けますし帰れます。

5年ほど観光で沖縄に訪れ、1年ちょい住んでいるわけですが、未だ行ったことのないところもたくさんあります。
首里にある「識名園」もそのひとつ。

首里にある、といいつつもやや離れたところにあり、車がないと行きにくいんですよね。観光で来ていた頃は首里城公園で満足してたりして、結局足を運ぶことはなかったのでした。

そんな識名園に、ふと行ってみようということになり。

識名園の入り口に到着

観光客でいっぱいかなぁ、とおもっていたら意外とそうでもなく。14時ごろ、っていう陽射しが一番強い時間帯だったからかもしれません(実際、中を一通り見て帰るころになって、人がどっとやって来ましたし)。

ということで、チケット(大人は400円でした)を買ってさっそく中へ。
入ってすぐ目に入るのは、うっそうとした木々と、その奥にある木造の家。

RPG気分が味わえます

門番さんのお家なんだそうで。良いところに住んでるなぁ。
裏手は扉が閉じられておりますが、反対側は開け放されており、縁側に腰掛けることができます。しばらくすると、竹箒を持った方がやってきて、お掃除を始めてらっしゃいました。

門番さんの家からさらに奥へ

お掃除中の門番さんに一礼して、園内を進みます。
那覇市外から15分ほどとは思えない森の中になります。梢の間から日光が見えて、遠足に来たような気分です。

見晴らしの良いところに出ました

大きな池と、そのほとりに立つ立派なお屋敷。
琉球王家最大の別邸だそうです。中にはいくつもの部屋があり、王家のかたがたの保養や、海外からの特使の接待などに利用されたとのこと。

この景色を、王家の人々も眺めていたのでしょうか

この建物、というか識名園全体が1975~96年の間に復元されたものだそうです。識名園に限らず、沖縄の建築物は第2次世界大戦でほぼ破壊されており、当時のまま現存するのは城趾や僅かな痕跡のみ。

そんなことを考えながら景色を見ていると、いろんなことを思います。

台所には、料理に使ったかまどが

建物の中には、靴を脱いで入ることができます。
使用人さんの部屋や賓客用の部屋など、一通り見ることができ、当時の様子を垣間見ることができます。

池に沿って一周できます。結構広くて、歩くと汗ばんできます

建物の正面には大きな池が。
見た目にも「広いなぁ」って感じですが、歩いてみると実際広いです。一周するのに、ゆっくり歩いたにしても30分くらい。

高台にも上れます。一日橋方面を望んでいます

首里にあるんですが、位置的には首里城の南の方。
高台に登って見渡すと、国道329号と一日橋あたりが一望できます。

那覇市って平地のイメージがあったんですが、暮らしてみるとけっこう山があります。丘レベルだったらそこかしこに。楚辺のあたりは丘ですし、与儀からおもろまちに向かうときも少し登ります。首里は言うまでもなく、ですし。

そんなわけで識名園は、那覇市内にあって古都の雰囲気を感じられる、静かな場所なのでした。

途中休憩を挟みつつ、2時間ほどの散策となりました。

レンタカーで行くのが楽ですが、国際通りからバス5番に乗ると乗り換え無しで識名園の前に着きます。数もそれなりにあるので気軽です(許田までバスで行ったときはいろいろ大変でした。本数なさすぎて)。

ゆいレール首里駅から、崎山……というかダムの横をを経由して歩くのもおすすめです。観光客、ぜんっぜんいないですけど、地元の景色が見られます。

あ、歩くときは水を忘れずに、なのです。ここ日本ですけど、陽射しがほぼ熱帯なので思っている以上に汗かいて消耗します。

 

 

そういえば。もう一つ、沖縄のいいところありました。
車で走っていて迷っても、絶対に沖縄県から出ることはない!

こんな感じで、幹線はものすごくまっすぐです

……いやま、離島ですから当たり前なんだけど、これってけっこう重要ですよ?

「迷う」のが楽しくて知らない道を行っても、たいてい330とか58号線、見たことのある景色と青看板に出会います。

同じようなコトを神奈川県でやると、いつの間にか千葉だったり東京だったり埼玉だったりするわけで。首都高に乗れば、混んでいなければ1時間でかなりの距離を移動できちゃうけれど、道の複雑さもかなりですし。

その点沖縄では、どんなにむちゃくちゃに走っても沖縄県内です。
安心して彷徨うコトが可能なのです。

なんで分解しないの?

……と友達に言うと、いや普通そんなにバラさねぇよ、と言われます。
たぶん、「ちっちゃくていっぱい詰まっている機械」を「分解して」「中を見る」のが好きなんだと思います。

無機物に対象が向いたジャックちゃんというか。そんな感じで。

 

3DS/PlayStation4の「ドラゴンクエストXI」が発売になりました。
もちろん発売日に購入してプレイ中です。

2Dのドット絵Verでプレイしたかったので、迷わず3DS版を購入。
1周したら、PS4版で再プレイしようという算段です。
なんていうか、ファミコン版からPlayStation移植を疑似体感するような気分で。

で、プレイ中にキャラが勝手に走るようになりまして。

故障でありがちな、アナログスティック周りの暴走です。
バラしてスイッチ入れ替えればいい……んですが、すぐにスイッチ部品手に入りそうにないってのもあり、おもむろにジャンク屋さんへ。

この春、小禄にハードオフができまして。
沖縄だと、宜野湾にもあるんですがハードオフ。ちょっと遠い。
小禄のは場所も便利なのでよく利用しています。

先日は「ほぼ新品のバーチャルボーイ 25,000円」を見つけて長考に入り、いや今はいらんだろとか考えて帰ってきたりしてました。
沖縄のギークな方、どなたか是非。

で、ハードオフで壊れた3DS買ってきてニコイチしようと思ってました。
そしたら、不動品のNew 3DS LL(バッテリー無し、液晶割れ)が。1,000円で。2台もありまして。

Junk 3DS見た目以上にJunkです

一瞬だけ迷って、両方とも買ってきました。
こういうのがジャンク屋さん巡りの醍醐味でして。

気軽にバラせますし、内部構造が見られますし、1,000円の教材だと思えば格安だと思います。
使ってる機械を分解しちゃうのはリスクがありますけど、これなら1,000円+時間だけ、ですし。

蓋を開けたら、書かれていたとおりバッテリ抜かれていたので、別機のを入れて起動テストです。

junk 3DS LL -2あっさり起動

確かに上画面は割れてるけど、液晶だけなので(さすが任天堂、頑丈にできてる)、入れ替えれば動きそう。

液晶パネルは3DSと共通(一箇所、フレキケーブルの長さが足りないので延長の必要有り)なので3,000円くらいで手に入れれば、バッテリ込みで6,000円のNew 3DS LLが完成です。

しかも内部構造覚えられるので壊れても自分で直せます。

 

同じ事はノートPCでもできまして、Macbook Air 11′(2010)を20,000円ちょいとかで作れました。
MBA、キーボードまでアクセスするのは手間なんですが、バッテリ交換ならネジ外すだけなので簡単です。

core i5のLet’s Note J10も同じくらいでレストア。
SSDに入れ替えてジャンクメモリ2GB足したらかなり快適です。

「パソコンが高くて買えない」ってのをたまに聞くので、こういの活用するのもいいんじゃないかなーっておもいます。
PCの知識とか手に入りますし。