通話機能とハードウェアキーボード

かつて、PDA(Personal Digital Assistant)というジャンルの商品がありました。

HP200LX、PalmPilot、Zaurus、CLIEあたりまででしょうか。
80年代後半〜2000年初冬くらいまでは、ヨドバシの店頭にもあった気がします。

今このジャンルはスマートフォンに置き換えられたので、懐かしモノとして語るくらいしかできません。面白いのにー。

ていうか、どれも5万円以上したうえ、今のスマホのほうが遙かに高機能です。
単体で通信できたのはW-ZERO3くらいですし(Treo650はGSMだし。Treo750は単体通信できたけど、技適通ってない)。

CLIEに3G通信が載ったら良かったのにな、とか古い人は思います。

で、スマホ。

超多機能です。

単体通信は当然、アプリのインストールも母艦との同期も。
同期もクラウド越しにできるから、端末が壊れてもそれほど痛くない(お財布は痛い)という便利さ。

進化したなーと思いつつ、スマホで開発しているといつも思うことがあります。

電話機能、アンインストールしたい!

自分が電話しない(音声通話ならSkypeなりFacebook Messengerなりで十分)とか、アプリ起動中に着信しちゃう(電話なんだから当然ですが)と、処理が面倒。

スマートフォンからフォンを取っちゃうとただの計算機ですが、それでいい。

……という話をしてたら、「タブレットじゃダメなの?」「ファブレットもあるよ」と言われたんですが、スマホサイズで電話機能が無いのがほしいんですよね。

MVNOのデータ通信専用SIMを差せばほぼ実現可能だけど、
それをやるのは特殊な人々だと思いますし。

それから逆に欲しいモノ、

ハードウェアキーボード。

フリックもソフトウェアキーボードも慣れはしましたが、やっぱ物理キーボードが欲しいわけですよ。

HP200LXのポチポチ感。あれがとても素敵。

Galaxy S7 edge以降は純正のキーボードケースがあるけれど、日本語入力に対応していないんですよね。惜しい。

そんなわけで、今日も「通話機能がOFFできて」「ハードウェアキーボードつき」端末を待っております。

……まぁ、

iPhone8 + Pomera DM100

この組み合わせでも十分快適だったりして。

Gemini PDAも気になりつつ。

 

気分転換に南のみなみへ

沖縄で仕事、といっても基本的に室内の作業がメインです。
ですので、仕事中は関東で仕事してるのとさほど変わりません。
暑いと言えば暑いですが、エアコン入れちゃいますしね。

とはいえ、ずっとそうやっていると、どこにいるのか分からなくなってきます。

そんなわけで週末──〆切が切羽詰まってないとき──は、相方の実家に車を借りに行ってドライブに出かけます。

高速道路を使うと快適です

引っ越してきたばかりの頃は、北部に行くことが多かったです。

北谷とか恩納村とか許田とか。
観光地ですし、沖縄らしい風景が見られますし。

ただ、北に向かう58号線、330号線はとても混みます。
それで高速道路を使って許田(北の終点)まで行き、そこからのんびりしたの道を走る、なんてこともするようになりました。

それでも最近は許田近辺が激混みなので、もっぱら南にドライブに出かけます。

北部は観光マップに載っているような観光地が多いのですが、南部はあまり「これ!」ってところがまだありません。

ひめゆりの塔近辺は混んでいますが、そこを離れるとどこも静かです。
それに、南部は向かしながらの沖縄の景色が残っているところが多く、車で走っているとのんびりした気分にひたれます。

■いつものコース

海を見て島に行って買い物して、3~4時間くらいで家に戻るかんじ。
南部は北部ほど距離が無いので、気軽にドライブできます。
渋滞にハマることもほとんどありませんし。

で、いつも14時くらいに那覇市を出ます。

というのは、午前中に出発すると、日差しが一番強い時間(13~15時)に目的地に着いてしまい、外を歩くのがしんどいからです。

まずは330号を南下、国場の交差点を越えて、507号に入ります。
津嘉山に入ったあたりから空が広くなって、沖縄らしい風景になってきます。

そのまま道なりに南下し、八重瀬のマックスバリュに突き当たるので、そのT字路を右折。
東風平に入るので、そのままずーっと南へ進みます。
割と広い道路なので分かりやすいです。

15分ほど走ると、あたりがサトウキビ畑になります。
道はかわらず507号です。

那覇市を出て40分くらいしたあたりで、時間によってはご飯を食べに「屋冝家」さんへ。
「一日ばしモータース」という自動車屋さんのある交差点を左折するのですが、ものすごく狭い道です。慣れるまで何度となく通り過ぎました。

サトウキビ畑の中を1分も走ると、看板が見えてきます。

沖縄そばの「屋冝家」さん

土日もオープンしてます。ただ16時と早い時間に閉まるので注意なのです。

文化財の古民家で食事ができるお店で、観光客もそこそこに来ています。
駐車場は10台以上は駐められるので、12時のランチタイムを避ければ並ぶこともなく入れます。

趣ある古民家。「ぼくのなつやすみ」気分です

ここでご飯を食べた後は、507号に戻ってさらに南下。

10分も走るとT字路につきあたり、左に曲がると直ぐに「道の駅やえせ」があります。具志頭(ぐしちゃん)という難読地名の表記が記憶に残ります。

道の駅やえせは、もともと役所だった場所を建て替えていて、できたばかりの新しい建物です。
ここでも食事ができますし、マンゴーなど八重瀬の特産品が購入できます。

道の駅やえせ

道の駅を出て左折、10分ほど走ると、右手に海が見えてきます。
すこし登り坂になって、そのてっぺんあたりで「奥武島」の看板。
そこを右折すれば、離島の「奥武島」に行けます。ここが目的地です。

本島と橋で繋がっており、車でそのまま離島に行けちゃいます。

橋を渡ったら左折し、そのまま突き当たりまで行くと駐車場があります。
島に入ってすぐのところにも駐車場があるんですが、混んでいることが多いのと意外に出づらいので、僕はいつも市場の前に駐めています。

奥武島は、徒歩で20分もあれば一周できる小さな島です。
その中に海岸があり、磯もあり、なにより猫さんがいっぱいいまして、のんびりと過ごすにはとてもよいところなのです。

奥武島へと続く橋。そのたもとにビーチがあります。

この橋からは、地元の子どもが海に飛び込むのを見かけます。
映画みたいだなぁ、とおもっていつも眺めております。

この右手にふ頭と市場があり、車が駐められます。無料です。

いまいゆ市場に向かう猫さん

市場の中では魚や野菜がリーズナブルに買えます。
沖縄らしい青や赤の魚が置いてあるので、見るのも楽しいです。

フィッシュフライサンドと海鮮丼がお気に入り。

買い物しながらふらふらと。

堤防で海を眺めていると、なんとなく猫さんが集まってきます。
何かよこせー!ってわけでもなく、なんとなーく寄り添ってくる感じ。
この実に猫らしい距離感がとても好きです。
猫好きの方は体験してみるのをオススメします。

島の外側の道を歩いて行くと、10分ほどで反対側に出ます。
こちらは外海に向かっていて、やや波が荒いです。

奥武島の南側。磯遊びができます

この海岸の目の前には、名物のてんぷら屋さんがありまして。

大城てんぷら店。人気の沖縄てんぷら屋さんです

店の前はいつも車と人で混雑しています。

入り口で紙に注文を書いて渡すと、早ければ5分くらい、混んでいても20分くらいでできたてのてんぷらが購入できます。
1個60円。

揚げたてのてんぷらは、先ほどの海岸を見ながら食べるとかで。
ここにも猫さんがいっぱいです。

沖縄は日暮れが遅いので、夏期なら19時でも、関東の16時くらいの明るさです。
14時に出発しても、半日はのんびりと旅行気分が味わえる、というわけです。

奥武島の中心部から、本島を望む

19時を過ぎたら島を出て、行きに来た道を戻って。
20時くらいには那覇の自宅に戻ります。

移動距離は50kmもないくらい。
運転の疲れはさほどでもありませんけれど、遠くまで行った気分が味わえます。

観光でも、レンタカーを借りてくれば半日で回れるコース。
おすすめです。

沖縄には巨大な公園がある

沖縄に引っ越してきて、驚かされたことはたくさんあります。

日差しとか。
日暮れの時間の遅さとか。
バスレーンとか。
食堂の大盛り具合とか。

そんな中の一つに「公園」があります。

「公園」っていうと、住宅地にあって、せいぜい10メートル四方くらいかなというイメージでした。
井の頭公園とか上野公園とか大きいのもありますが、あれは特殊な方なんだろうなー、って。

で、沖縄に引っ越してきてから、近所をお散歩して見つけた公園の一つがコレ。
那覇市安里から、首里方向に歩いて20分くらいにある大石公園です。

那覇市の大石公園

熱帯雨林。

公園というかもうジャングル。

入り口は普通の公園でして、

ブランコや滑り台みたいな遊具が置いてあります。

ですが、公園の奥が小高い丘になっていて、その丘全体が公園になってます。
一番上まで上ると15分くらいかかりますが、景色がとてもよいです。

大石公園のてっぺんからの眺望

ね。

この公園が特別巨大というわけではなく、那覇市近辺だけでも浦添大公園末吉公園など、「公園」って概念を確認したくなるような巨大なものがいくつもあります。

首里にある、弁ヶ岳公園もすてきなところです。
首里城の反対側で、観光地ではないので静かにお散歩できますし、
見晴らしもなかなかです。

弁ヶ岳公園、石嶺側の入り口

観光地から少し離れますが、
沖縄らしい風景と、広くて青い空が満喫できます。

仕事に詰まったときなんかに、ノートパソコン片手に出かけたりしてます。
こういうことができるのも、
沖縄でフリーランスするメリットですよー。

沖縄で避暑するのに必要なコト

連日、日本中の猛暑が伝えられています。
40度を超えた街もあり、都心も30度以上の真夏日、猛暑日です。

一方、「暑い」「南国」のイメージのある沖縄。
確かに暑くはあるんですが、一番暑い7~9月でも、32度ぐらいまでしか上がりません。

引っ越す前はもっと気温が上がると思っていたんですが、そんなことはありませんでした。気温だけ見れば本州の方が暑いです。日によっては札幌の方が気温が高くて驚きます。

じゃあ沖縄が涼しいかというと、そんなこともないです。
夏期に東京出張から帰ってくると、沖縄の方が暑く感じます。那覇空港に着いて、ゆいレールに乗るために外気に当たると、むわっとした熱気に包まれます。気温は東京より低いんですが、確実に沖縄が暑い印象です。

これにはおそらく2つの理由がありまして、

・日差しが関東とは比較にならないレベルで強い
・湿度が90%以上ある

というところが大きいのかとおもいます。

沖縄南部、豊見城市の午後。コントラストが強いです。

特に、沖縄の夏、13時~15時くらいの日差しは強烈です。
地元の人はこの時間は海に入らないと言われました。日焼けしすぎて真っ赤に腫れたり、水ぶくれができたり(!)するそうな。

僕はこの時間でも気にせず外を歩くんですが、確かに地元の人はほとんど歩いてません。車移動がメインてのもありますが、市街地や住宅街にも人が居ないんです。16時過ぎたあたりから、ぱらぱらと人出が見えてきます。

で、木陰に入って日差しを避けると、かなり楽になります。それくらい日差しが強いってコトです。

さらに、島なので常に風が吹いていて、日影で風にあたっていると割と涼しいです。気温は30度くらいと暑くはあるんですが、なんとかなります。

というわけで。

沖縄の夏は、屋外で日陰に入るか、帽子なり日傘なりを使うとけっこう快適に過ごせます。帽子は蒸れるので、僕はもっぱら日傘です。男が日傘、って最初はどうかなーって思ってたんですが、思いの外快適なのです。

宮古島の7月。沖縄本島よりも日差しがパワーアップしてます。

これは屋外の場合。

室内では、日差しは防げるんですが湿気が多めです。
これは今のところ、エアコンのドライをつけっぱなしにするようにしています。

風周りの良いおうちなら、窓を開けておくだけでかなり涼しいです。首里なんかの高台なら、エアコンなしでも風で快適だったりします。

風が通らない場合、窓を開けても湿気が逃げないので、エアコン一択です。

最初の1年はエアコン無しで我慢してました。
室内仕事だから平気かな、って。
これが、ノートやら書類が汗でしわになるし、なにより体力が削られていくので、いまは気にせずドライを着けるようにしています。

そんなわけで、沖縄で避暑をするなら

・日光をどうにかして防ぐ(日傘がおすすめ)
・湿度を下げる(エアコン使いましょう)

というところがポイントかなと。

 

 

頑張らないこと、をがんばる。

先輩から聞いた話。

災害救助などで自衛隊が活動するとき、開始時間と終了時間はきちんと決まってるそうです。ボランティアの方が夜遅くまで作業していても、時間が来たらぴたっと作業をやめて休むんだそうで。

で、1ヶ月後。

作業を続けられているのは自衛隊の皆さんだけ、という。

重い作業をずーっと続けるのは困難ですし、そもそも人間は疲労が蓄積したらパフォーマンス落ちるわけで、そのためにも定期的な休息=翌日働くための回復は人間にとって必須です。

いや、自分自信も会社で開発してた頃は徹夜上等でしたし、今でも〆切前に深夜まで仕事しちゃうことがあります。

効率とか目的(良い物を作る)の観点から、意味ないです。

勢いで進むときもあるし、初稿がとりあえず欲しいので進める、なんていう特定の状況では効くこと「も」あります。

ほとんどの場合、翌日に直すハメになりましたし、なにより疲れ切ってしまって使い物にならなくなってます。自分の頭と身体が。

40歳になってみて、改めてこの事実に向き合うことに。

たぶんこれ、20台で実感できていれば、何度も倒れたりしなかったし、本来の意味で「効率化」できたんだろうなっておもいます。

ということで、先輩の言葉。

休め。
進捗気になるだろうから、いまは頑張らない、ってことだけがんばれ。

今にして、すごく大事なことだったなぁ、と。

リモートワークで気づいたこと

ニュース見てたら、この国で言うテレワークは「自宅勤務でない」ことにびっくりした今日。
サテライトオフィス勤務すること、をテレワークと呼んでいるように見えて(読めて)、不思議な気分になっております。

それって出社してるとの変わらなくない?

沖縄みたいな地方都市の場合、沖縄に拠点があればいいけれどそれはもう普通の「出社」なわけで。拠点がなかったらテレワークできないのか……?
オフィスは東京にあって、そことネットワーク接続なりして場所を問わずに仕事するのがテレワークなんじゃないかなー、とおもいます。

想像するに、こうなってるのは

①勤怠してるのが確認できないので管理できない
②自宅に機材だの資料置いたら情報漏洩が心配

あたりかなーとおもいます。
沖縄に来る時に、会社に「リモートじゃダメか?」と相談して、帰ってきた返事が上の2個でしたし。とくに①。

業務は裁量労働なので、進んでさえいれば問題ないわけですが……身体壊したりしたときに責任取れないのが困る、というような話だった気がします。

まぁ確かに。
でも、それはオフィスにいても同じだったんで、運用とか契約でクリアできる問題ではないかなと今も思ってます。

で、これは「正社員として自宅勤務する」場合で、今リモートワークの主な待遇としては業務委託契約になるかなと思います。自分がそうです。

この場合、SlackなりChatworkなりがやりとりのメインになってくるわけですが、2年ほど使ってきて気づいたことがあります。

・チャットツールでもめ事は解決しない

ということ。

〆切とか議事録とか、「事実」や「決まったこと」をチャットで書くのは意味があると思います。誤解もすくないですし、解釈の余地もない。

ですが「議論」をチャット上でするのは、うまくいった記憶が無いです。
ブレストなら何とかなることもありましたが、いまいちです。

この違いは何か、というと、

感情の入ったやりとりは、(文字での)チャットには向かない

 

ということかなと。

あと、細かいニュアンスも文字では伝わりにくいですし、解釈が必要な文章だったりするとトラブルの元です。人によって解釈が違いますから。

文字だと「まあこういうことなんだろ?」って進めてしまって、あとから「そうじゃない!」ってことにもなります。

だから、感情が入るやりとりや、解釈が複数ありそうな情報を渡すときは、文字ではなく音声チャットを使うようにしています。

ビジネスであっても、文字で感情のやりとりをするのは難易度が高いなぁ、と実感した次第です。
なので、報告とか資料のやりとりは文字で送って、打ち合わせや相談、トラブル時の対応などは音声でするようになりました。

ベストはやっぱり、直接会うことなんですが……これはコストが高いので、

・キックオフの時
・外に出せない、高レベルの機密資料を見る時
・ほんっとーにモメた時

に限ってするようにしています。

お互いの表情とか声のトーン、仕草などでやりとりする情報は、情報量が多いので。

なので、どのツールを使うのかを切り分けて考えれば、テレワークは(想像しているほどには)難しくないかなとおもいます。

慣れるまでは面倒ごとも多いですが、慣れちゃえば気にならないのかな、と。

移動コストとか出社コストがなくなるし、遠隔の人と仕事できるし、メリットのほうが大きいなぁと感じてます。

『ゲームプランナー』という謎用語

会社員時代の名刺を見ると、僕の役職は「シニア ゲームプランナー」だったようです。そうだっけ。

特にこの「プランナー」という名称。
実際に現場でやったことを思い出してみると、

・仕様書の作成
・チーム内の調整もろもろ
・スケジュールを管理する
・開発環境のセットアップ
・デバッグシートの受け取りと振り分け
・各部署への連絡とか

……みたいな。
たしかに「プランニング」ではあるなぁ。

そしてこの辺って、学校では教えにくそう。っていうか教えにくい。
たとえば──、

■仕様書

書き方が

・会社ごと
・タイトルごと
・ゲームジャンルごと
・プラットフォームごと

にまちまち。作るものが違うのだから当然。

書かなきゃいけないこと、書類の必要性は伝えられるのだけれど、実際に作った経験がある人じゃないとわかりにくい、というのはある。

1)ゲームの大枠を設計する
2)ゲーム内に存在するすべての画面をラフでいいんで書き出す
3)画面がどう繋がるかのフローを書く
4)各画面ごとに必要な表示物・UIなどを書き込んでいく
5)画面ごとの内部処理を書き込んでいく

とかやっていくと、

・制作物リスト
・仕様概要書

ができてくるので、それを精査してモードごとの仕様書にしたりします。

仕様書は、

・自分たちがゲームを作っていくうえでの設計図

であり、

・デバッグの時、実装とつきあわせてチェックするための資料

でもあります。

ゆえに、何度かゲームを作ったことのある人じゃ無いと、仕様書が書けないし、なんで必要なのかが体感できない。

しかもある程度の規模のゲームである必要があります。
ゲームジャム等の制作だと仕様切らないで完成できちゃいますし。

で、学校で「仕様書書いて」とだけいうのもマズい。必要性が分からないまま、提出するために「書類」を書いてもしょうがないですから。

 

仕様書の話を難しくしてるのは、新人プランナーの応募書類が「企画書」であることが多い、ということ。
僕が現場で、「プランナーとして」ゼロベースで企画書を書くことはほとんどなかったです。社内コンペ向けに書く、というのは何度か経験させてもらいましたけれど、それくらい。
書いた量で言えば、企画書:仕様書=1:9くらいです。

※モバイル系のデベロッパーは企画書の比率が多かった印象があります。まぁ、コンシューマでそんなにぽんぽん新企画作れませんからね……。

応募書類として、仕様書を提出してもらうのは困難(完成した企画書がないと仕様切れないから)なのは十分理解しています。──いますが。

それに、仕様を切るところにもゲームデザインとかルール設計が必要になってくるので、企画書が書けることに意味はある。ていうかでかい。

学生さんにはこのあたりの話をきちんと伝えた上で、「面白さを伝えられる」という技術を身につけるのがいいんだろうなー、とおもっています。

 

来沖2年目に振り返る

沖縄に来て、あっという間に2年が経ちました。

2014年くらいになんとなく「沖縄いいなー」と思い始め、様々なご縁や家族の事情も重なって、2016年5月に来沖。

引っ越しの日の朝。すでに懐かしい。

1年掛けて準備したこと、沖縄の家族が協力してくれたお陰で、アパートも仕事も見つかって、わりと平穏に移住できたとおもっています。

移住Blogを見て回ったり、観光で来る度に現地の様子を見たり。
調べるほどに不安になるので、できる限りのことをやったなと思った時点でえいやと引っ越してみたのでした。

ポイントは2つで

・仕事を決めてから引っ越す
・知り合いを作ってから引っ越す

でした。

この辺の話はまた別に書くとして。
今回は、引っ越し2年目に振り返る「沖縄に来てよかったこと・困ったこと」です。

■沖縄に来てよかったところ

  1. 通勤時間が激減した
  2. 日照時間が長い
  3. 花粉症が無い
  4. 街が小さくまとまっている
  5. 空と海が本気で青い

沖縄の気候が身体に合ってたんだと思います。
日照時間が長いのは、室内仕事している身としてはかなり大事。気分転換に外に出れば、すぐに眠気も吹き飛びますから。

夏は20時くらいまで明るいので、仕事が終わってから青空の下を散歩する、なんてこともできます。

関東で仕事してると、日光に当たるのって朝、駅まで15分歩く間だけだったりしましたし。これ、メンタルによくなかったです。

あと、花粉症が無い!これ、重度の花粉症だった自分にはかなりでかいメリットでした。2~4月の間、くしゃみ出るし鼻かみ続けるしで、相当しんどかったわけですが──沖縄に来てからは(杉の木が無いからですが)ぴたりと止まりました。仕事のパフォーマンスに影響大だったので、これは助かります。

……ヤシ花粉症(あるの?)とかにならないことを祈りつつ。

森みたいですけど近所の公園です。ヤシの木いっぱい。

僕、那覇市に住んでますが、自動車持ってません。
出かけるときは相方の実家に車を借りるか、レンタカーです。

沖縄は車社会って聞いていて、確かにその通りなのです。
家族で、一人一台は車持っていたりしますし、店舗にはどこも広大な駐車場があります。ライカムのイオンなんて要塞みたいです。

確かに、北部や南部に行くと、自動車必須だと感じました。ゆいレールは空港〜首里までですし、バスは那覇市を出ると本数が減ります。1時間に1~2本コースです。

なのですが、急に人口が増えてきた(ここ数年は、年間3万人ペースで増えているとのこと)ので、自動車の台数も急増して道がパンパンなのです。

特に朝と夕方の那覇市内、58号線と330号線の渋滞は壮絶です。
東京の246号線といい勝負。

なので、2〜3Kmだったら歩いた方が早いです。

自転車、も考えたんですが、

・日差しが強いので、外に置いておくと熱せられてハンドルが持てなくなる
・道が狭いところが多いので轢かれそう(かなり怖い)

というのがあって断念しました。

歩くといっても、仕事場である学校や、お邪魔しているオフィスは徒歩30分圏内なのです。都心で電車に乗る(家から駅に行き、電車を待ち、乗って、降りて、歩いてオフィスに着く)のと大して変わりません。

なにより、ぎゅうぎゅうの満員電車じゃなくて、青空の下をてくてく歩けるわけで、精神的に楽です。

そんなわけで、歩く量が増えました。
で、満員電車という概念は消えました。
※ゆいレールは最近混んできていて、満員電車が味わえてしまうので、僕の移動手段からは消去されています。

ちなみに那覇市は小さくまとまっているので、中心部だったらわりと簡単に踏破できます。これも地味に便利なところ。
那覇市内なら最悪歩けば、どこでも行けますし家にも戻れます。

で、沖縄最大の(個人的ですけど)メリット。

空と海が青い。奥武島の対岸からの景色です。

しんどいことがあっても、疲れまくっていても、この青を見に行けば元気になります。
それも、歩いて行ける距離に海がありますし、ちょっと遠出しても車で下道を1時間ほど走れば驚くほど透明な海に着きます。

これはほんと、他のデメリットを一気に帳消ししてありあまるほどなのです。

 

……で。

もちろん、いいところばっかりではありません。
南国の楽園ではあるのですけれど、それは一面。

生活する上で「うーん」となったのもいくつかあります。

■沖縄に来て困ったところ

  1. イベントごとが少ない
  2. 県外に出るコストが高い
  3. 湿度&気圧に負ける
  4. 宅配便などの送料が高い
  5. 本や雑誌の発売日がずれる

場所柄、荷物が届くのが遅いです。
本土からだと飛行機か船便になるし、東京と1600kmくらい離れてるので当然ですね。
Amazonのお急ぎ便で、発注から5日くらいで到着します。
遠い分、送料も最大(離島料金)です。これも、運ぶのに労力がいるんだから当然ですね。
通販するときはまとめ買いするとか、工夫が必要です。でないと500円の商品に送料2000円になって、当たり前だし理性では理解できてるんだけどなんかもやっとします。

これゆえに、雑誌などの発売日がずれます。
2~3日くらいかなぁ。台風シーズンはさらにずれたり、下手すると一週とばされたりするのでびっくりしました。

これはまぁ、電子書籍を買えば解決する話ではあります。
なるほど、遠隔地だと電子書籍ってこういうメリットもあるんだなぁ、と気づかされました。物体がないから保管が楽、まとめて持ち運べる、のが電子書籍のメリットだと思ってました。
が、物体を運ぶ必要がないのは、遠隔地にとってメリットですね。東京都同じく、発売日に買える。

経験上、一番早いのはレターパック(ライトもプラスも)。横浜の田舎で13時に出すと、翌日の夕方には那覇市に到着していました。
書類とか、あとちょっとした本はレターパックを使ってます。全国送料統一なので、沖縄から発送するにはベストかなっておもってます。

移動にコストがかかるのは人間も同じ。
県内なら問題ないですが、県外に出るには飛行機か船しかありません。船で東京に行く気にはならないので(いつかやりたい)、飛行機一択です。

早割を使えば、片道1万円ちょっと。
お金がかかるんですが、それ以上に体力を使います。日帰り東京出張、可能ではあるんですがもうやりたくない……。

地方都市はどこも同じだと思いますが、イベントごとやライブなどは少ないです。これ、都市圏に住む時のメリットですよね。東京はイベントごとの数が、沖縄と比べて桁違いでしたもん。

最後に気候のこと。
沖縄は南国ですんで、常時湿度が高めです。雨が降るとさらにすごいことになります。壁がしっとり……どころか濡れるレベル。
押し入れに本を突っ込んでおいたりすると、かびたりシワシワになったりしますんで、紙モノやガジェットの保管には工夫が必要です。

しまってあったノートPCの液晶内部がカビてたのには驚きました。

そして気圧。
沖縄は、生まれたばかりの強力な台風が接近します。
910hPaなんてざらです。
僕は気圧が下がると頭痛が起きる体質で、980hPaくらいでふらつくんですよね。なので、沖縄の台風シーズン、朝起き上がるのがしんどくなります。
これは想定外、でした。

台風は1日2日で通り過ぎ、その後はいつも以上に青い空が拡がるんで。
1日我慢して、やりすごしております。これ、いつか慣れるのかな……?

空が広いのも沖縄の好きなところ

──ということで。

沖縄移住2年目の振り返りでした。
合う合わないは、他の土地よりも多くありそうですが……沖縄、いいところですよー!