「刻時森」で空を見上げた

刻時森(くくじむい)という、なんともココロひかれる名前の森がある、というのを教えていただきました。

だって。ときを、きざむ、もり、ですよ。

調べてみると──、
1740年ごろ、古波津里恒という方が、王から命じられて日影と漏刻(水時計)との関係を観測した場所、とのこと。

文字通り「時」と「刻」の場所のようです。

首里駅から北へ、2kmほど歩いたあたり。
西原町の山側、とでも言うんでしょうか。
刻時森は、西原町の史跡として、町のウェブサイトにも載っていました。

◆西原町公式サイト – 刻時森
http://www.town.nishihara.okinawa.jp/asset/07kukuzimui.html

地図を見たところ、アドベンチストメディカルクリニックの近くのよう。
ちょうど人間ドックで行くコトになっていたので、ついでに見てくることにしました。

フリーランスをしていると、ついつい不規則な生活になります。
定時も退勤もないですから。
そんなわけで、身体のメンテナンスは超・大事、です。

山間の道を進むとこの看板があります。

11時頃に一通りの検査を終え、食事をいただいて。
バリウム飲んだ直後に、わりとガッツリした食事が出るのはすごいなぁとかおもいつつ。

肉と魚を使っていないとのこと。おいしーのです。

で、外へ。
この日は8月30日、残暑厳しい折──っていうか沖縄はまだまだ盛夏です。
12〜15時あたりは日差しが強いので、外を歩くと焼けまくりです。
あと汗。水を持って歩かないと倒れます。

地図で調べてあった「刻時森」の場所へ行こうと……思うのですが、森があるはずの病院の裏手に出られないのです。

沖縄で歩いているとよくあるんですが、目の前に目的地があるのに、そこに到達する道が分からない、っていう。
梅田のスカイビルも似た感じですが。あ、アレは今はヨドバシから橋が架かったので行きやすくなったのか……。

もとい。

勝手に人の家に入っちゃうといけないので、病院に戻って聞いてみました。

──結果。

病院の駐車場から見える、小さな丘が「刻時森」でした。

この丘が「刻時森」

──で、どこから入るんでしょう、これ。
病院の敷地に隣接してる、というか病院の敷地の中……?
「赤と白のタンクを目指して歩くと分かるよ」と言われたので(RPGぽくて楽しい)、写真の左端に映ってるタンクへと近づきます。

坂の下から病院へと登ってくる道を越えて、反対側の駐車場へ。
その脇に階段がありました。

かなり登る気配。

この日、朝まで雨が降っていたからか、足下はマイマイだらけです。
アフリカマイマイという、苦手な人はきっと悲鳴を上げるであろう、大きめのカタツムリさんがそこかしこに。

触れると感染症等があるとのことで、避けながら歩きます。すぐそこが病院だから、万が一の時も安心かなとかおもったり(だめです)。

ぽーっと歩いてると、マイマイを踏んづけてしまってすっころぶ、ってのをやりかねない(何回か経験済み)なので、下を見ながら階段を上ります。
いや、足下を見ながら階段登るのは当たり前なんだけど。

最後の階段。登ったらボス居そう。

わりと急な上、滑ります。草もかなり元気なので、運動靴と長ズボンで行くのが吉です。
最後の階段を上る途中、なんかしっぽの長い生き物(リスかイタチ?)が横切りました。フラグか。

階段を上ったところで行き止まりに。
正確には、階段を登り切るとタンクの目の前に出ます。で、そのタンクの周りをぐるっと金網が囲っているので、それ以上進めないのです。

左側は、崖ぎりぎりまで木が生えていて進めるようには見なかったんですが、右側を見ると、

右側は崖なので注意……!

進めなくもなさそう。

草と木の枝が伸びてきているので、気をつけて進みます。
うっかりするとマイマイがいるのでそれにも気を配りつつ。

10メートルほど進んだところに、橋がありました。

完全にRPGになってきた。

生い茂る木々の間に、手すりが見える……ので、おそらく正解なのでしょう。
タンクのメンテナンス用とかで無いことを祈りつつ。

なお、引き続き、右側は崖です。

外から見たときとは違う、結構なのぼりです。

足下にはブロックの道。
かなりの坂、ブロックを踏み外すと、濡れた松の葉で滑ります。

木々の合間からこぼれる日差しが綺麗。
期待感も高まります。

へっぴり腰になりながら、手すりを頼りに登っていくと、

先日の台風の影響でしょうか。

道が無くなりました。

というか、道は奥の方に続いているのが見えるんです。
ちょうど道をふさぐ形で、大きめの木が倒れています。

台風が来た直後、かつけっこう大きな台風だったこと。
地形的に周りに遮るものがない丘の、さらに出っ張った場所なので、かなり風が吹いたと思われるので、その影響なのでしょう。

どこまでもRPGです。
ゲームならこれはストッパーなので、何らかフラグを立てるなりアイテム取ってくるなりしないと進めないわけですが、ここはリアルワールドです。

……「入るなってコトかな」とも思いつつ、ここまで来たんなら見に行く!と、
少し戻って助走をつけて飛び越えました。

ここが「刻時森」

急に木々の数が減り、空が見えるようになりました。
地面も陽光に照らされています。

道もそこでおわり、小さな広場になっていました。
ここが「刻時森」。
一日中太陽が測定できそうですし、時間を計るにはよさそうです。

あたりで一番高さがある場所だからか、風も良く通ります。
特になにかが置かれている場所ではないのだけれど、昔ここで人が時間を見ていた、と思うと感慨深いです。

何よりとても静かで、
木々の間を抜ける風と、木漏れ日に癒やされます。

 

刻時森全景

木々が茂っているので周囲が見渡せなかったのですが、かつてはここから首里城や浦添方面、はては南風原まで見わたせたのでしょう。

木のうろに腰掛けて空を眺めつつ、休憩してから下山しました。
時間にして15分ほどなんですが、山の中を冒険した気分。

整備された観光地ではないので、訪れる際には「山に行く」つもりの靴とズボン、長袖を着用するのをオススメします。

あと、雨の直後を避けましょう。
アフリカマイマイが大量ポップしてるので、単純に危ないです。

行くなら首里駅から歩けないこともないですが、バスが便利です。
首里駅前から46番のバスで230円、「幸地ハイツ入口」で降ります。

バスを降りたら進行方向に5分ほど歩くとローソンと「アドベンチストメディカルクリニック」の看板が見えるので、その横にある坂道を登ります。

結構な急坂を登ると、赤と白の巨大なタンクが見えてくるので、そこを目指して歩けば「刻時森」です。

何もないけれど、
かつて誰かがいたところ。
300年前も同じ空だったのかな、なんて思いながら、
見上げてみるのも楽しいかもしれません。

 

 

 

呪いを解いた先に

頭が固くなりました。

子どもの頃から、頭の柔らかいほうではなかったとおもうのだけど、時間を重ねてある日気づくのです。

うっわ思考が固まってる!

仕事中に、いろんな可能性を検討しているつもりで、「あることをやってはいけない」というのを盲目的に信じて、他の可能性を排除して──そこで思考停止していること。
止まるな危険!なのです。

一度思考停止してしまうと、その「呪い」とも言えるものは、自分の中に拡がっていく、って感じました。

この部分って、他人に言われないと気づきにくいのかもしれません。
自分で気づいてたら何とかするわけですが、「気づく」ための自身のOSに、ある意味バグがある状態なわけで。
その状態のOSが、自身のバグを認識するのはなかなか難しいのでは、と。

といって、人に言われても「あぁ?」ってなりやすい部分でもあるので、ここはアレです。

自分で「これは○○すべき」って思ったら、
そしてそれがどこか違和感があったり苦しかったりしたら、

「ほんとにそうか?」って、
自分に「なんで?」って、
問いかけてみることかな、と。

会社に行かなくちゃいけない!
……なんで?

勉強しなきゃいけない!
……なんで?

ご飯は残しちゃいけません!
……なんで?

人に迷惑をかけてはいけません!
……なんで?

ここで「当たり前だろ!」って思うのが思考停止。

それぞれに理由があるだろうし、それぞれの環境は違うので、一律「こうあるべき!」なんてのは無いです。

特に物作りするんであれば、「なんで?」を自分に対して重ねまくるのは、ホントに重要だとおもいます。

かなり気をつけていたつもりだけど、いつの間にか忘れてる。

ということで改めて、

ゲーム作らなきゃいけない!
……なんで?

伊計島に遺跡を見に行く

沖縄に引っ越してきた理由を聞かれたら、「空が蒼いから」って答えます。
わりと本気でそうなんです。

関東在住時、鎌倉や伊豆あたりに行けば、青空が綺麗な日もありました。
けれど、初めて来た沖縄で見た空の蒼さは忘れられません。

そんなわけで、休日は相方の車を借りて、家族でドライブに出かけます。
週末は台風14号が接近していましたけれど、土曜の夜には抜けたので、日曜の昼頃から出かけました。

南風原のイオンで買い物をしてから、高速道路へ。
南部に行くときは一般道を使うことが多いですが、北部へは、行きか帰りのどちらかで高速を使うようになりました。

幹線である58号、330号、329号がものすごく混んで疲れるのです。

南風原から乗って、石川インターで降りたところ、

……行きすぎました。
うるま市にある海中道路に向かっていたのが、10kmほど通り過ぎてて。

首都高でこれやったらパニックになりますが、沖縄はどう走っても県外に出ないので気楽です。

ゆるゆると下の道を戻ります。

うるま市に向かう道。

このあたりは沖縄らしい町並みがそのままで、のんびり走れます。
渋滞もなかったですね。

10kmほどなので、途中寄り道しながら30分も走れば、海中道路です。

海中道路は、うるま市の東端から平安座島・宮城島・伊計島・浜比嘉島と4つの離島を繋いだ橋です。
橋の途中には「海の駅あやはし館」という休憩スペースがあったり、そこかしこに駐車場(たいてい無料)があるので、景色をゆっくり見ることができます。

海中道路に入って3分ほど走った左手あたり。車を駐めるスペースがあります。

「海中道路」って聞いたとき、関門トンネル的なものを想像してたんですが、海の「中」じゃなくて海の「上」を走るんですね。

ここでしか見られない景色なので、一見の価値ありです。
それに、お気に入りのBGMかけながら走るのはかなり爽快ですんで。

橋を渡って、本日の目的地、平安座島へ。
海中道路から続く橋が、ぐるっと島の外側を回って、次の宮城島に繋がっています。

メインの道をそれて、山側に向かいます。
離島らしい、のんびりした風景。こういうのいいですよね。
「ぼくのなつやすみ」的な。

平安座島の午後

小高い丘があって、海中道路を見渡すことができます。
空が広くて、自然の音だけが聞こえて、とてもとても癒やされる感じ。

浜比嘉島へ向かう海中道路

そのまま道なりに進んで、次の島へ。
30分も走ると、最奥の伊計島に到着します。
ビーチがあって、賑わっている感じ。ホテルもありますしね。

人が多いところには行かないので、島の景色をのんびりと眺めます。

伊計島の畑を望む

伊計島は大半が畑です。
舗装されている道が多いですが、ちょっと横道にそれると土が見えます。
ごとごと揺られながら走っていると、遠くまで来たなー、って気分になれます。

伊計島には、遺跡や昔の建物がそのまま残っている場所がいくつもあります。
そのひとつ、仲原(なかばる)遺跡。
畑の真ん中にあって、ちょっと見つけにくいのですが、ナビを頼りに進んでいくと看板がありました。

仲原遺跡の入り口。巨大な石斧が。

やたらとトンボが飛んでいるのと、そこかしこに「ハブ注意!」の看板。
移住して2年、さいわいにしてハブさんに出会ったことはないのですが、さすがにこれだけ書いてあると出てくるんだろうなー、って気になります。

で、遺跡の中へ。

わらぶき屋根の住居(復元)

子どもの頃、登呂遺跡で見たような住居。

後で調べたら、沖縄県内で、最大の竪穴式住居跡で、縄文時代〜弥生時代のものとのこと。

台座が当時のままで、藁ぶき部分は復元だそうです。
集落が木々に囲まれていて、きっとここに住んでいたんだろうなぁ、という感じがします。

こんな具合に家がいくつか。

遙か昔の人たちは、離島でどんな暮らしをしてたんだろうなー、なんておもいつつ、遺跡を後にしたのでした。

全行程6時間ほど。
寄り道もだいぶしてこの時間なので、観光で来た場合も充分回れると思います。
オススメコースですー!
※レンタカーは必須です。

GUのセルフレジがすごかった

あちこちで見かけるようになったセルフレジ。
沖縄だとイオンやマックスバリュなどのスーパーにあります。

混んでるときや、ジュース1本だけ買う、なんて時には通過が早いので便利ですよね。僕は使えるときにはセルフレジに行くようにしています。

そんなセルフレジが進化してました。

いわゆるセルフレジって、商品のバーコードをスキャナに通して、値段を一個ずつ入力して最後に支払い、というシーケンスでした。

ところが、サンエー西原シティに入っているGUのセルフレジは、初めて見るタイプでした。
これがめっちゃ便利なのです。

流れは簡単で、

1)買いたい物を持ってセルフレジへ行く
2)レジの下部にフタがあり、そこを開けて買いたい物を全部入れる
3)入れられた全商品のRFIDタグを読み、2~3秒で画面に価格が表示される
4)支払い(カードも可能)
5)自分で袋詰め

というかんじ。
一個ずつじゃなくて、全部まとめて放り込めるので早いです。

帰宅してから値札を眺めていたら、ありましたRFIDタグ。

この方式、ニュースやテック系ニュースでは見たことありましたが、実店舗で体験したのは初めてでした。
とーっても楽です。あと早い。ついでに楽しい。

GUの店舗では、2017年から導入を開始したとのことなので、全国にあるんですね。
首都圏だと店舗も多いから導入店舗も多そう。

RFIDタグは使い捨てになりますから、その分のコストがかかるんですけど、在庫管理やレジの人的コスト等々とトレードオフですね。

最初は「あれ、これ全部まとめて入れて良いの?」って悩みますけど、近くに居る店員さんが教えてくれるので大丈夫そうです。

普及するといいなぁ。

気分転換に南のみなみへ

沖縄で仕事、といっても基本的に室内の作業がメインです。
ですので、仕事中は関東で仕事してるのとさほど変わりません。
暑いと言えば暑いですが、エアコン入れちゃいますしね。

とはいえ、ずっとそうやっていると、どこにいるのか分からなくなってきます。

そんなわけで週末──〆切が切羽詰まってないとき──は、相方の実家に車を借りに行ってドライブに出かけます。

高速道路を使うと快適です

引っ越してきたばかりの頃は、北部に行くことが多かったです。

北谷とか恩納村とか許田とか。
観光地ですし、沖縄らしい風景が見られますし。

ただ、北に向かう58号線、330号線はとても混みます。
それで高速道路を使って許田(北の終点)まで行き、そこからのんびりしたの道を走る、なんてこともするようになりました。

それでも最近は許田近辺が激混みなので、もっぱら南にドライブに出かけます。

北部は観光マップに載っているような観光地が多いのですが、南部はあまり「これ!」ってところがまだありません。

ひめゆりの塔近辺は混んでいますが、そこを離れるとどこも静かです。
それに、南部は向かしながらの沖縄の景色が残っているところが多く、車で走っているとのんびりした気分にひたれます。

■いつものコース

海を見て島に行って買い物して、3~4時間くらいで家に戻るかんじ。
南部は北部ほど距離が無いので、気軽にドライブできます。
渋滞にハマることもほとんどありませんし。

で、いつも14時くらいに那覇市を出ます。

というのは、午前中に出発すると、日差しが一番強い時間(13~15時)に目的地に着いてしまい、外を歩くのがしんどいからです。

まずは330号を南下、国場の交差点を越えて、507号に入ります。
津嘉山に入ったあたりから空が広くなって、沖縄らしい風景になってきます。

そのまま道なりに南下し、八重瀬のマックスバリュに突き当たるので、そのT字路を右折。
東風平に入るので、そのままずーっと南へ進みます。
割と広い道路なので分かりやすいです。

15分ほど走ると、あたりがサトウキビ畑になります。
道はかわらず507号です。

那覇市を出て40分くらいしたあたりで、時間によってはご飯を食べに「屋冝家」さんへ。
「一日ばしモータース」という自動車屋さんのある交差点を左折するのですが、ものすごく狭い道です。慣れるまで何度となく通り過ぎました。

サトウキビ畑の中を1分も走ると、看板が見えてきます。

沖縄そばの「屋冝家」さん

土日もオープンしてます。ただ16時と早い時間に閉まるので注意なのです。

文化財の古民家で食事ができるお店で、観光客もそこそこに来ています。
駐車場は10台以上は駐められるので、12時のランチタイムを避ければ並ぶこともなく入れます。

趣ある古民家。「ぼくのなつやすみ」気分です

ここでご飯を食べた後は、507号に戻ってさらに南下。

10分も走るとT字路につきあたり、左に曲がると直ぐに「道の駅やえせ」があります。具志頭(ぐしちゃん)という難読地名の表記が記憶に残ります。

道の駅やえせは、もともと役所だった場所を建て替えていて、できたばかりの新しい建物です。
ここでも食事ができますし、マンゴーなど八重瀬の特産品が購入できます。

道の駅やえせ

道の駅を出て左折、10分ほど走ると、右手に海が見えてきます。
すこし登り坂になって、そのてっぺんあたりで「奥武島」の看板。
そこを右折すれば、離島の「奥武島」に行けます。ここが目的地です。

本島と橋で繋がっており、車でそのまま離島に行けちゃいます。

橋を渡ったら左折し、そのまま突き当たりまで行くと駐車場があります。
島に入ってすぐのところにも駐車場があるんですが、混んでいることが多いのと意外に出づらいので、僕はいつも市場の前に駐めています。

奥武島は、徒歩で20分もあれば一周できる小さな島です。
その中に海岸があり、磯もあり、なにより猫さんがいっぱいいまして、のんびりと過ごすにはとてもよいところなのです。

奥武島へと続く橋。そのたもとにビーチがあります。

この橋からは、地元の子どもが海に飛び込むのを見かけます。
映画みたいだなぁ、とおもっていつも眺めております。

この右手にふ頭と市場があり、車が駐められます。無料です。

いまいゆ市場に向かう猫さん

市場の中では魚や野菜がリーズナブルに買えます。
沖縄らしい青や赤の魚が置いてあるので、見るのも楽しいです。

フィッシュフライサンドと海鮮丼がお気に入り。

買い物しながらふらふらと。

堤防で海を眺めていると、なんとなく猫さんが集まってきます。
何かよこせー!ってわけでもなく、なんとなーく寄り添ってくる感じ。
この実に猫らしい距離感がとても好きです。
猫好きの方は体験してみるのをオススメします。

島の外側の道を歩いて行くと、10分ほどで反対側に出ます。
こちらは外海に向かっていて、やや波が荒いです。

奥武島の南側。磯遊びができます

この海岸の目の前には、名物のてんぷら屋さんがありまして。

大城てんぷら店。人気の沖縄てんぷら屋さんです

店の前はいつも車と人で混雑しています。

入り口で紙に注文を書いて渡すと、早ければ5分くらい、混んでいても20分くらいでできたてのてんぷらが購入できます。
1個60円。

揚げたてのてんぷらは、先ほどの海岸を見ながら食べるとかで。
ここにも猫さんがいっぱいです。

沖縄は日暮れが遅いので、夏期なら19時でも、関東の16時くらいの明るさです。
14時に出発しても、半日はのんびりと旅行気分が味わえる、というわけです。

奥武島の中心部から、本島を望む

19時を過ぎたら島を出て、行きに来た道を戻って。
20時くらいには那覇の自宅に戻ります。

移動距離は50kmもないくらい。
運転の疲れはさほどでもありませんけれど、遠くまで行った気分が味わえます。

観光でも、レンタカーを借りてくれば半日で回れるコース。
おすすめです。

沖縄には巨大な公園がある

沖縄に引っ越してきて、驚かされたことはたくさんあります。

日差しとか。
日暮れの時間の遅さとか。
バスレーンとか。
食堂の大盛り具合とか。

そんな中の一つに「公園」があります。

「公園」っていうと、住宅地にあって、せいぜい10メートル四方くらいかなというイメージでした。
井の頭公園とか上野公園とか大きいのもありますが、あれは特殊な方なんだろうなー、って。

で、沖縄に引っ越してきてから、近所をお散歩して見つけた公園の一つがコレ。
那覇市安里から、首里方向に歩いて20分くらいにある大石公園です。

那覇市の大石公園

熱帯雨林。

公園というかもうジャングル。

入り口は普通の公園でして、

ブランコや滑り台みたいな遊具が置いてあります。

ですが、公園の奥が小高い丘になっていて、その丘全体が公園になってます。
一番上まで上ると15分くらいかかりますが、景色がとてもよいです。

大石公園のてっぺんからの眺望

ね。

この公園が特別巨大というわけではなく、那覇市近辺だけでも浦添大公園末吉公園など、「公園」って概念を確認したくなるような巨大なものがいくつもあります。

首里にある、弁ヶ岳公園もすてきなところです。
首里城の反対側で、観光地ではないので静かにお散歩できますし、
見晴らしもなかなかです。

弁ヶ岳公園、石嶺側の入り口

観光地から少し離れますが、
沖縄らしい風景と、広くて青い空が満喫できます。

仕事に詰まったときなんかに、ノートパソコン片手に出かけたりしてます。
こういうことができるのも、
沖縄でフリーランスするメリットですよー。

沖縄で避暑するのに必要なコト

連日、日本中の猛暑が伝えられています。
40度を超えた街もあり、都心も30度以上の真夏日、猛暑日です。

一方、「暑い」「南国」のイメージのある沖縄。
確かに暑くはあるんですが、一番暑い7~9月でも、32度ぐらいまでしか上がりません。

引っ越す前はもっと気温が上がると思っていたんですが、そんなことはありませんでした。気温だけ見れば本州の方が暑いです。日によっては札幌の方が気温が高くて驚きます。

じゃあ沖縄が涼しいかというと、そんなこともないです。
夏期に東京出張から帰ってくると、沖縄の方が暑く感じます。那覇空港に着いて、ゆいレールに乗るために外気に当たると、むわっとした熱気に包まれます。気温は東京より低いんですが、確実に沖縄が暑い印象です。

これにはおそらく2つの理由がありまして、

・日差しが関東とは比較にならないレベルで強い
・湿度が90%以上ある

というところが大きいのかとおもいます。

沖縄南部、豊見城市の午後。コントラストが強いです。

特に、沖縄の夏、13時~15時くらいの日差しは強烈です。
地元の人はこの時間は海に入らないと言われました。日焼けしすぎて真っ赤に腫れたり、水ぶくれができたり(!)するそうな。

僕はこの時間でも気にせず外を歩くんですが、確かに地元の人はほとんど歩いてません。車移動がメインてのもありますが、市街地や住宅街にも人が居ないんです。16時過ぎたあたりから、ぱらぱらと人出が見えてきます。

で、木陰に入って日差しを避けると、かなり楽になります。それくらい日差しが強いってコトです。

さらに、島なので常に風が吹いていて、日影で風にあたっていると割と涼しいです。気温は30度くらいと暑くはあるんですが、なんとかなります。

というわけで。

沖縄の夏は、屋外で日陰に入るか、帽子なり日傘なりを使うとけっこう快適に過ごせます。帽子は蒸れるので、僕はもっぱら日傘です。男が日傘、って最初はどうかなーって思ってたんですが、思いの外快適なのです。

宮古島の7月。沖縄本島よりも日差しがパワーアップしてます。

これは屋外の場合。

室内では、日差しは防げるんですが湿気が多めです。
これは今のところ、エアコンのドライをつけっぱなしにするようにしています。

風周りの良いおうちなら、窓を開けておくだけでかなり涼しいです。首里なんかの高台なら、エアコンなしでも風で快適だったりします。

風が通らない場合、窓を開けても湿気が逃げないので、エアコン一択です。

最初の1年はエアコン無しで我慢してました。
室内仕事だから平気かな、って。
これが、ノートやら書類が汗でしわになるし、なにより体力が削られていくので、いまは気にせずドライを着けるようにしています。

そんなわけで、沖縄で避暑をするなら

・日光をどうにかして防ぐ(日傘がおすすめ)
・湿度を下げる(エアコン使いましょう)

というところがポイントかなと。

 

 

リモートワークで気づいたこと

ニュース見てたら、この国で言うテレワークは「自宅勤務でない」ことにびっくりした今日。
サテライトオフィス勤務すること、をテレワークと呼んでいるように見えて(読めて)、不思議な気分になっております。

それって出社してるとの変わらなくない?

沖縄みたいな地方都市の場合、沖縄に拠点があればいいけれどそれはもう普通の「出社」なわけで。拠点がなかったらテレワークできないのか……?
オフィスは東京にあって、そことネットワーク接続なりして場所を問わずに仕事するのがテレワークなんじゃないかなー、とおもいます。

想像するに、こうなってるのは

①勤怠してるのが確認できないので管理できない
②自宅に機材だの資料置いたら情報漏洩が心配

あたりかなーとおもいます。
沖縄に来る時に、会社に「リモートじゃダメか?」と相談して、帰ってきた返事が上の2個でしたし。とくに①。

業務は裁量労働なので、進んでさえいれば問題ないわけですが……身体壊したりしたときに責任取れないのが困る、というような話だった気がします。

まぁ確かに。
でも、それはオフィスにいても同じだったんで、運用とか契約でクリアできる問題ではないかなと今も思ってます。

で、これは「正社員として自宅勤務する」場合で、今リモートワークの主な待遇としては業務委託契約になるかなと思います。自分がそうです。

この場合、SlackなりChatworkなりがやりとりのメインになってくるわけですが、2年ほど使ってきて気づいたことがあります。

・チャットツールでもめ事は解決しない

ということ。

〆切とか議事録とか、「事実」や「決まったこと」をチャットで書くのは意味があると思います。誤解もすくないですし、解釈の余地もない。

ですが「議論」をチャット上でするのは、うまくいった記憶が無いです。
ブレストなら何とかなることもありましたが、いまいちです。

この違いは何か、というと、

感情の入ったやりとりは、(文字での)チャットには向かない

 

ということかなと。

あと、細かいニュアンスも文字では伝わりにくいですし、解釈が必要な文章だったりするとトラブルの元です。人によって解釈が違いますから。

文字だと「まあこういうことなんだろ?」って進めてしまって、あとから「そうじゃない!」ってことにもなります。

だから、感情が入るやりとりや、解釈が複数ありそうな情報を渡すときは、文字ではなく音声チャットを使うようにしています。

ビジネスであっても、文字で感情のやりとりをするのは難易度が高いなぁ、と実感した次第です。
なので、報告とか資料のやりとりは文字で送って、打ち合わせや相談、トラブル時の対応などは音声でするようになりました。

ベストはやっぱり、直接会うことなんですが……これはコストが高いので、

・キックオフの時
・外に出せない、高レベルの機密資料を見る時
・ほんっとーにモメた時

に限ってするようにしています。

お互いの表情とか声のトーン、仕草などでやりとりする情報は、情報量が多いので。

なので、どのツールを使うのかを切り分けて考えれば、テレワークは(想像しているほどには)難しくないかなとおもいます。

慣れるまでは面倒ごとも多いですが、慣れちゃえば気にならないのかな、と。

移動コストとか出社コストがなくなるし、遠隔の人と仕事できるし、メリットのほうが大きいなぁと感じてます。

来沖2年目に振り返る

沖縄に来て、あっという間に2年が経ちました。

2014年くらいになんとなく「沖縄いいなー」と思い始め、様々なご縁や家族の事情も重なって、2016年5月に来沖。

引っ越しの日の朝。すでに懐かしい。

1年掛けて準備したこと、沖縄の家族が協力してくれたお陰で、アパートも仕事も見つかって、わりと平穏に移住できたとおもっています。

移住Blogを見て回ったり、観光で来る度に現地の様子を見たり。
調べるほどに不安になるので、できる限りのことをやったなと思った時点でえいやと引っ越してみたのでした。

ポイントは2つで

・仕事を決めてから引っ越す
・知り合いを作ってから引っ越す

でした。

この辺の話はまた別に書くとして。
今回は、引っ越し2年目に振り返る「沖縄に来てよかったこと・困ったこと」です。

■沖縄に来てよかったところ

  1. 通勤時間が激減した
  2. 日照時間が長い
  3. 花粉症が無い
  4. 街が小さくまとまっている
  5. 空と海が本気で青い

沖縄の気候が身体に合ってたんだと思います。
日照時間が長いのは、室内仕事している身としてはかなり大事。気分転換に外に出れば、すぐに眠気も吹き飛びますから。

夏は20時くらいまで明るいので、仕事が終わってから青空の下を散歩する、なんてこともできます。

関東で仕事してると、日光に当たるのって朝、駅まで15分歩く間だけだったりしましたし。これ、メンタルによくなかったです。

あと、花粉症が無い!これ、重度の花粉症だった自分にはかなりでかいメリットでした。2~4月の間、くしゃみ出るし鼻かみ続けるしで、相当しんどかったわけですが──沖縄に来てからは(杉の木が無いからですが)ぴたりと止まりました。仕事のパフォーマンスに影響大だったので、これは助かります。

……ヤシ花粉症(あるの?)とかにならないことを祈りつつ。

森みたいですけど近所の公園です。ヤシの木いっぱい。

僕、那覇市に住んでますが、自動車持ってません。
出かけるときは相方の実家に車を借りるか、レンタカーです。

沖縄は車社会って聞いていて、確かにその通りなのです。
家族で、一人一台は車持っていたりしますし、店舗にはどこも広大な駐車場があります。ライカムのイオンなんて要塞みたいです。

確かに、北部や南部に行くと、自動車必須だと感じました。ゆいレールは空港〜首里までですし、バスは那覇市を出ると本数が減ります。1時間に1~2本コースです。

なのですが、急に人口が増えてきた(ここ数年は、年間3万人ペースで増えているとのこと)ので、自動車の台数も急増して道がパンパンなのです。

特に朝と夕方の那覇市内、58号線と330号線の渋滞は壮絶です。
東京の246号線といい勝負。

なので、2〜3Kmだったら歩いた方が早いです。

自転車、も考えたんですが、

・日差しが強いので、外に置いておくと熱せられてハンドルが持てなくなる
・道が狭いところが多いので轢かれそう(かなり怖い)

というのがあって断念しました。

歩くといっても、仕事場である学校や、お邪魔しているオフィスは徒歩30分圏内なのです。都心で電車に乗る(家から駅に行き、電車を待ち、乗って、降りて、歩いてオフィスに着く)のと大して変わりません。

なにより、ぎゅうぎゅうの満員電車じゃなくて、青空の下をてくてく歩けるわけで、精神的に楽です。

そんなわけで、歩く量が増えました。
で、満員電車という概念は消えました。
※ゆいレールは最近混んできていて、満員電車が味わえてしまうので、僕の移動手段からは消去されています。

ちなみに那覇市は小さくまとまっているので、中心部だったらわりと簡単に踏破できます。これも地味に便利なところ。
那覇市内なら最悪歩けば、どこでも行けますし家にも戻れます。

で、沖縄最大の(個人的ですけど)メリット。

空と海が青い。奥武島の対岸からの景色です。

しんどいことがあっても、疲れまくっていても、この青を見に行けば元気になります。
それも、歩いて行ける距離に海がありますし、ちょっと遠出しても車で下道を1時間ほど走れば驚くほど透明な海に着きます。

これはほんと、他のデメリットを一気に帳消ししてありあまるほどなのです。

 

……で。

もちろん、いいところばっかりではありません。
南国の楽園ではあるのですけれど、それは一面。

生活する上で「うーん」となったのもいくつかあります。

■沖縄に来て困ったところ

  1. イベントごとが少ない
  2. 県外に出るコストが高い
  3. 湿度&気圧に負ける
  4. 宅配便などの送料が高い
  5. 本や雑誌の発売日がずれる

場所柄、荷物が届くのが遅いです。
本土からだと飛行機か船便になるし、東京と1600kmくらい離れてるので当然ですね。
Amazonのお急ぎ便で、発注から5日くらいで到着します。
遠い分、送料も最大(離島料金)です。これも、運ぶのに労力がいるんだから当然ですね。
通販するときはまとめ買いするとか、工夫が必要です。でないと500円の商品に送料2000円になって、当たり前だし理性では理解できてるんだけどなんかもやっとします。

これゆえに、雑誌などの発売日がずれます。
2~3日くらいかなぁ。台風シーズンはさらにずれたり、下手すると一週とばされたりするのでびっくりしました。

これはまぁ、電子書籍を買えば解決する話ではあります。
なるほど、遠隔地だと電子書籍ってこういうメリットもあるんだなぁ、と気づかされました。物体がないから保管が楽、まとめて持ち運べる、のが電子書籍のメリットだと思ってました。
が、物体を運ぶ必要がないのは、遠隔地にとってメリットですね。東京都同じく、発売日に買える。

経験上、一番早いのはレターパック(ライトもプラスも)。横浜の田舎で13時に出すと、翌日の夕方には那覇市に到着していました。
書類とか、あとちょっとした本はレターパックを使ってます。全国送料統一なので、沖縄から発送するにはベストかなっておもってます。

移動にコストがかかるのは人間も同じ。
県内なら問題ないですが、県外に出るには飛行機か船しかありません。船で東京に行く気にはならないので(いつかやりたい)、飛行機一択です。

早割を使えば、片道1万円ちょっと。
お金がかかるんですが、それ以上に体力を使います。日帰り東京出張、可能ではあるんですがもうやりたくない……。

地方都市はどこも同じだと思いますが、イベントごとやライブなどは少ないです。これ、都市圏に住む時のメリットですよね。東京はイベントごとの数が、沖縄と比べて桁違いでしたもん。

最後に気候のこと。
沖縄は南国ですんで、常時湿度が高めです。雨が降るとさらにすごいことになります。壁がしっとり……どころか濡れるレベル。
押し入れに本を突っ込んでおいたりすると、かびたりシワシワになったりしますんで、紙モノやガジェットの保管には工夫が必要です。

しまってあったノートPCの液晶内部がカビてたのには驚きました。

そして気圧。
沖縄は、生まれたばかりの強力な台風が接近します。
910hPaなんてざらです。
僕は気圧が下がると頭痛が起きる体質で、980hPaくらいでふらつくんですよね。なので、沖縄の台風シーズン、朝起き上がるのがしんどくなります。
これは想定外、でした。

台風は1日2日で通り過ぎ、その後はいつも以上に青い空が拡がるんで。
1日我慢して、やりすごしております。これ、いつか慣れるのかな……?

空が広いのも沖縄の好きなところ

──ということで。

沖縄移住2年目の振り返りでした。
合う合わないは、他の土地よりも多くありそうですが……沖縄、いいところですよー!

 

夕方の青空がすき。

夏になると、沖縄の空はとても「らしく」なります。
入道雲が高くそびえる、青色の空。
強い日差しに照らされた、コントラスト強めの景色。
海に囲まれて風があるので、雲の流れが本土よりも速いです。

宮古島の夏。

観光で来ていた頃はとにかく空と海の青さにびっくりして。
一日中歩き回っていました。こんなに蒼い空って、神奈川ではあまり見ることなかったですから。
逗子や横須賀まで行けば抜けるような空もありましたが、ここまで完璧に「青!」ってのは沖縄ならではだとおもいます。

そんな沖縄の空で、一番好きな時間帯が夕方なのです。

朝早くとか、午後の強い日差しの青空もいいのですが、僕は夏の夕方、17時くらいの空がとてもとても好きです。

沖縄は日本の中では南に位置するので、東京よりも日暮れが遅いです。その分日の出も遅くて、ようするに時差のようなものがあります。
別に時計をずらしたりはしませんけど、サマータイムのようなモノだと思っていただければと。

ですんで、夏の沖縄で17時、というと関東では15時くらいの明るさです。

17時過ぎの壺屋、南窯。

日が傾いてはいるのですが、強い日差しで明るいです。そして空の青さが昼間とは違ってきて、薄い青というかブルートパーズ……いやブルーグリーンアパタイトくらい(わかりにくい)。

仕事帰りにゆるゆると壺屋を歩いていると、一息つける気がします。
17時過ぎには観光客もいなくなっていて、お店も半分くらい閉まっていて、とても静かな雰囲気なのです。

お気に入りは壺屋博物館横、駐車場へ続く坂の右手にある南窯の広場。

こんな感じで文化財になってます

登り窯を囲むようにガジュマルが生えていて、ちょっと昔の景色そのままが楽しめます。高さもあるので風が通って気持ちいいのです。

猫さんも涼みに来ます

ちなみに今は、14時前後はなるべく外を歩かないようにしています。
気温が高いのはもちろん、一日の中で日差しが一番強いのがこの時間帯。
ビーチに出たりしたら日焼け……を超えてヤケドみたいになります。
ですので、夏のお散歩に日焼け止めは必須です。
※日焼けしたくない、とかではなく、痛い目を見ないために。

シーサー増えてた!もふもふになってた!

10分ほどぼんやりしたのち、壺屋からてんぷら坂に抜けて家に向かいます。
18時を回っても、夏はまだ明るい沖縄なのです。