メモの効能

学生の頃、やたらと綺麗にノートを取ってました。

文具マニアでもあったので(今もです)、蛍光ペンとかカラーペンとか使って、とても丁寧にノートを作ってました。
それ自体が楽しかったですし、達成感みたいなものもありましたし。

愛用している主なペン。まだまだデスクに入ってます。ペン好き。

ただ問題は、作ったら満足して見返さなかったコト。
ノートを取るっていうかノートを作るのが好きだったみたいです。

完全に目的と手段がひっくり返ってました。
今思うと、現実逃避的何かだったのかも。学校、好きじゃなかったし。

ともあれ。

ノートを作るのも悪くはないので、見返して思い出したり追記したりしていけば役に立つ、と気づいたのは会社で仕事を始めてからでした。

毎日いろんな仕事が来ますし、打ち合わせやら〆切やらも、どこかに書いておかないと忘れてしまいます。
先輩が「とにかくメモ取っとけ」とおっしゃっていたのもあって、メモ帳を買ってメモを取るようにしてました。

最初の何年目かまでは綺麗にメモを「作って」たのですが、いつからかそんな時間は無くなってしまって、とにかく忘れないように書き殴るようになり。
そのあたりから、メモを使えるようになりました。

つまり、記録するっていうよりは「いったん書き出して忘れる」のがメモとかノートの目的なんだなぁ、ってなんとなく気づいたからです。

「いったん」なので、あとで必ず読み返します。
大事なことでも〆切でも、そのノートに書いてあるってことだけが記憶にあるので、安心して他の作業を始められるわけです。

ほぼ日手帳+Plotterの2冊で仕事しています。

僕は「覚えとかなきゃ」ってRAMに置いておくのがストレスみたいです。
なので、いったんSSDというか外部に書き出して、RAMを開けておかないとどんどんワークメモリが減っていきます。

寝て起きればガベージコレクトされて綺麗になるわけですが、それだと忘れちゃいけないことも吹っ飛ぶので、その前にメモに書いておくわけです。

学生時代は「ノートを作る」のが目的で書き始めたのですが、今思うとあれは練習だったのかも。
当時は、メモらないと忘れるほどの〆切とか情報を持ってなかったですから。

やらないとマズい!って目的がないと、メモもノートも「ただめんどくさい」し「覚えておけばいい」と思っちゃいますし(思ってましたし)。

でも、必要に駆られればなんとかするんだなー、とおもいました。

これ、プログラムでも英語でも日本語文法でもなんでもそうだと思います。
ただ暗記するのはしんどいですけど、「あのゲームを作るためにC++がどうしても必要だって分かったので勉強する!」なら、まだがんばれそうです。

だから、何かを伝えるときには「理由」って大事だと思います。

……なんてこともメモ帳に書いてあります。

数年前のメモを見返すと、日記みたいでちょっぴり楽しいです。