スケジュール管理の必要性をどう伝える?

スケジュール管理って必要か?

と問われれば、そりゃ必要だ、と答えます。
むしろなんで要らないと思うんだ、ぐらいは言いそうです。

ですが、たとえば学校の制作で「スケジュール切ってね」というとたいてい切られません。先生方が切ってくれたりもするんですが、見られた形跡が無いことが多いです。

……なぜ?

と考えて、我が身を振り返ってみるに。
自分も学生時代にスケジュール管理なんてしてなかったです、はい。

あ、ここで言うのはガントチャート的な、かなりきっちりと引くヤツを指してます。

バイトの日とか、テストの日とか、なにかしらの発売日とかをカレンダーに書くのはやってましたけど、それくらい。
工数を考えてガントを書くのは、会社員になってからだと気づきました。

……なぜ?

ってそりゃ、管理する必要があるような状況を体感してないからですよね。
文化祭の計画とか、みんなで何かするときには生徒会でガントぽい物を引いた記憶はあるんですが、全員が見てるわけではないですし。

開発現場に行ったら、大量の作業がパラレルでやってきますから、ある程度自分でスケジュール管理しとかないとあっという間に破綻します。

で、破綻してから立て直すのはしんどいので、今のうちに覚えて貰おうと思って「スケジュール書いてね」って言うわけですが──。

言われたからやる、とかしんどいだけ(書かされ感満載)だし、必要に迫られないと「腹オチ」しないのは当然。

やっぱ「これ必要だから書かないと」って状況にならないとやらんなぁ、と反省したところです。

で、最悪現場に行ったらスケジュール書かされますし、プロジェクト全体のスケジュールとガントチャートはディレクターなりチーフなりが引きますから、そこで覚える、というのもありかと思います。OJTと割り切って。

でも、先に必要性を知ってもらって、書き慣れているのに越したことはない。

■じゃあどうやって「必要性」を体感して貰うか?

「ガントがあった方が便利だし、楽に進められる」というのを実感してもらうコト、かなと考えてます。

ですので制作の際に、1回は(ディレクター的な立場で)スケジュールを横で管理してサポートするのがいいのかなと。
それで、なるほどこれは有った方がいい、無いとダメだ、ってのを感じてもらうのがいいかなと思っています。

「とにかく書いてね」ではいきなり書けないし、「スケジュールを書く」っていうよくわかんないタスクが振ってくるだけで、これは意味が無い、はず。

というかこれ、「教える」とか「伝える」こと全般そうですよね。

経験がある人にとっては「必要だってば!」って思うことも、経験してないと分からないのは当たり前。
ある程度は人によりますが、一度失敗して、そっかーこれはスケジュール引かないとしんどいなー、なら書くか、って「体験」を通さないとやらないよね、と思います。

まあ、なにより、僕自身がそうでしたし。

Zaurus、Palm、Outlook/Windows Mobile、フランクリン・プランナー、ほぼ日手帳……などなど。
途中から道具に凝り出して失敗した気もしますが。
※今はほぼ日手帳+Plotter(バレットジャーナル)で管理してます。