発注が下手だなぁ、と感じることが増えました。
人に仕事をふるのが下手、とも言えますし、
自分がやっていることを言語化するのが下手、とも言えます。
自分が発注する時もそうですし、
誰かの発注を受ける時もそうです。
昭和の職人さんやサラリーマンなら、
「俺の仕事を見て盗めよ」って言うのでしょうが、
それはその時代に「失敗する」余裕があったからです。
とにかく余裕がない。
試行錯誤している時間がない。
だから、仕事をお願いする時は明確に具体的にする必要があります。
たとえば。
・成果物としてなにがほしいのか
・それは具体的にどんなものなのか
・いつまでに
・これに関する権限は何か
・やるべきスコープはどこまでか
・明確なスコープ外はなにか
これが分かってようやく、見積もったり可否の判断ができるわけです。
で、これを聞き出さないと出てこなかったり、
そもそも誰も分かっていなかったりすると事故ります。
事故った時に「やるっていったじゃん!」になると最悪です。
ゆえに──
仕事ができる人=発注がきちんとできる人
なのではないか、と近頃思ってます。
僕自身が留意していることのひとつでもあります。