沖縄生活

物理メディアと嗜好品

先週号の「ファミ通」を買いに、ジュンク堂さんに行ってきました。
ゆいレール美栄橋駅近くにあるジュンク堂さん、那覇市最大の本屋さんです。

13時過ぎに行ったので、焦げそうな暑さです。

相方に、夏の昼過ぎなんて外出ないよ、と言われたのを思い出します。
地元の人は夕方、16時過ぎたあたりで動き出すからと言われまして。

確かに見ていると、13〜14時あたりの一番陽射しが強い時間帯、外歩いているのは観光客ばかりです。

美栄橋駅人もまばらな時間帯の美栄橋駅

ずっと神奈川で暮らしてたので忘れてましたが、発売日にモノが並んでいる方がめずらしいはず、なんですよね。
ジャンプは火曜日とか水曜日とか。

今は台風の影響もありそうなので、物理物体を遠くまで(羽田 – 那覇は1800kmくらい)届けるのは大変なんだなぁ、と改めて思ったりしたのでした。

まぁつまり、先週発売のファミ通、届いてなかったわけでして。
塩川さんのインタビュー、読みたいのですよ。

電子版買えばいいか、とも思ったんですが、B5近いサイズの雑誌をタブレットで読むのはあんまり好きでないので、今回は冊子版を待ちます。

 

そういえば、引っ越すときに、物理メディアはだいぶ処分してしまったのでした。
そもそも引越方法を「ぜんぶ160サイズのゆうパックで送る」という方法で行ったのもありまして。これが一番安かったんです。

ゆうパック引越160サイズに詰めまくり

大きな家具がなく、単身だったのもあり、運送屋さんの引越パックだと神奈川→那覇で15万円くらいでした。相見積もりもらっても同じくらい。

なので、本やら服やらをダンボールに詰めて、少しずつ送るっていう……なんか夜逃げみたいに見えたのかコレ?……でした。
ちなみに8割方が本とゲームソフト

家電は冷蔵庫と洗濯機ぐらい。
それを運んでもらうと運送屋さんでも宅配便でも2〜3万円になります。
買って1年、とかなら運んでもよかったんですが、10年選手の白物家電だったので沖縄で買い直したほうが安い、と結論しました。

なので残りの荷物はぜんぶサイズは小さめ。
一番大事なのは猫さんとパソコンだったので、それはハンドキャリーしました。

それでも本が1,000冊以上あったので、ScanSnapでどんどん電子化。
どうしても物体で持っておきたいモノだけを厳選したわけです。

CDも同様。

ゲームは電子化できないので、パッケージを捨てて、マニュアルとディスクをファイルに詰めました。かなり悩みましたが。

という作業で感じたのは、「物理メディアはすでに嗜好品」なのではないか、というコト。

神奈川時代に住んでいたのは7畳の部屋ですが、本のために1.5畳分くらいとられています。面積にして20%くらい。
ということは、家賃の2割は毎月、本の保管のために使っているわけで。

使いもしないゴミを置いておくと、ゴミ置きのための場所代が毎月けっこうな額で掛かり続けているわけです。うわ無理。

確かに電子書籍はしっくりこない(というか、内容によって向き不向きがあると思う)んですが……だからこそ、「物理メディアで持っておきたいか?」は考えようと思ったのでした。

 

というのを思い出して、まぁ電子でもいいかと電子版のファミ通を購入。
よく考えたら、これなら沖縄でも発売日に読めるよねぇ……。