沖縄には、橋がつながっていて自動車で行ける離島がいくつかあります。
有名どころの古宇利島とか、
本島南部にある奥武島(沖縄には、同じ名前の島がいくつかあります)とか、
本島から2つの島を経由して行く伊計島とか。
そんな中で、たぶんあまり知られていないであろうところをご紹介です。
ちなみに観光地ではないので、行っても施設等はありません。
あるのは、透明な蒼い海と抜けるような青空です。そっちがお好みの向きにはおススメです。
こんなところです。
島の名前は宮城島。
伊計島の手前にも同名の島がありますが、この宮城島は国道58号線沿いにあります。
那覇市から行く場合、首里から高速道路に乗って終点・許田まで行き、そのまま国道58号を北上します。
許田の道の駅を越えて15分ほど走ると、「世冨慶」という交差点に来ますので、そこを右へ。5分走ると、バイパスの入り口に着くのでバイバスに乗り、終点のT字路を右に行くと58号に合流します。
(世冨慶の交差点を直進しても同じ場所に出るのですが、名護市内を抜けるときに渋滞にはまりやすいため、バイパスの利用が便利です)
で、そのまま58号を30分ほど北上すると到着です。
到着です、といっても、景色を見ながら走っていると通り過ごします。
宮城「島」なのですが、もともと陸地に近く、短い橋でつながっているだけなので、そこが離島だと気づきにくいんですよね。
カーナビで位置を確認しながら行くのがいいと思います。
島の北側、橋のたもとに車を停められるスペースがあるので(駐車場ではないので長時間の停車はやめましょう)、そこで景色が見られます。
晴れた日に、この橋のたもとから海を見るのがおススメです。
島には集落があって、15分ほどで一周できます。
昔ながらの家とか路地、海風の中を歩くと、遠くまで来た気分になれること請け合いです。
ちなみに、島の東側は湾になっていて、道もあるのでそちらを車で走るのも景色が楽しいです。
湾の東端からさらに東へ向かうと、本島の東側、東村に出られます。
おそらく多くの方はここまで来たら古宇利島に向かうか、北上して辺戸岬へ行くと思うんですが、ちょっと立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
のんびりした時間が過ごせると思いますよー。